未熟な甲虫の呟き

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物書きに捧ぐ質問攻めバトン

「Black Chaos」(旧サイト名:御伽草紙)の吉田さんからバトンをいただきました。ええ、二ヶ月も前に。
 積木改稿ですっかり遅くなってしまい、そろそろほど良く腐ってじゃなくて熟成された頃だと思いますが、回答したいと思います。

 長くなったので、続きは追記へ。
*   *   *
「物書きに捧ぐ質問攻めバトン」

1.名前を教えてください
 GBと申します。
 以前は筆名をGreenBeetleとしておりましたが、昨年にハンドルであるGBに統一いたしました。
 この旧筆名、憧れの車である深緑のTYP1(フォルクスワーゲンビートル)から名付けたものの、同名のテニスサークルさんが存在することを後から知り、二年ほどもじもじ悩んだ挙句に、サイト名を変更した勢いで筆名を変えた次第です。

2.主にどんな話を書きますか?
 謎解き、ファンタジー、恋愛、伝奇、などなど、ジャンル不問で、共通項は「どんでん返し」でしょうか。
「自分が読みたい物語を書くぞ」と、自給自足の自己満足で小説を書き始めました。それも、全年齢向けで好みな小説は世の中に沢山あるから、という理由で、イキナリの十八禁スタートです。
 創作の愉しさを知ってしまった今は、十八禁にこだわらなくなりましたけど。身も蓋もなくてすみません。

3.ものを書き始めたのはいつですか?
 高校の時にショートショートっぽいものをいくつか書いたことがあります。が、まあ、今から考えると、脚本に毛が生えたようなシロモノばかりでした。地の文がまるでト書き……orz
 それとは別に、創作ネタ帳みたいなものは、もっと前から作っていました。いわゆる「オリキャラ設定」や「萌えシーンだけのシナリオ」を適当にノートに書き連ねてただけですが。これを「創作活動」にカウントするならば、中学一年生まで創作歴を遡ることができますが……。どうなんでしょう。

4.同時進行で何本くらい書けますか?
 一極集中型というか、とにかく不器用なので、シングルタスクしかこなせられません。
 と言いつつ、去年、ほぼ同時進行でチャリティ本に短編を三本書いたし、「撞着する積木」の改稿を進めながら、「夏祭り」「オンライン文化祭」と参加したことを考えると、やる気と根性さえ出せれば、人間なんとかなるものなんだなあ、と、知らない自分を発見した気分です。

5.長編と短編どっちが好きですか?
 長編か短編かを選ぶ際に、好き、嫌い、という感情が入る余地はありません。思いついたネタが、長編向きか短編向きか、で全てが決まるわけで……。
 ただ、くどくどだらだら描写する癖があるので、単純に文章の長短で語るなら、短く簡潔に書くのが苦手です。どこまでが余韻でどこからが蛇足なのか、提示すべき情報の取捨選択もまだまだ下手だし、日々是修行、ですねえ。

7.今まで最大で何ページ書きましたか?
 これは、「一日で最大何ページ」ってことでしょうか? それとも、「最大何ページの作品を」ってことでしょうか? ていうか、この場合の一ページって何文字のことなのかなあ?(物書きさんが作ったバトンにしては、設問の詰めが甘いなあ、と、ちょっぴり思ったり)
 一日で、となると、カウントしたことないのでさっぱりわかりません、としか答えようがないです。そもそも遅筆なので、一日という短いスパンでは、大した量は書けてないかと。
 作品のページ数ならば、「黒の黄昏」が42文字×16行の文庫本換算なら1352ページ、400字詰原稿用紙なら1751枚です。

8.使いまわしたいくらい好きなキャラはいますか?
 うーむー。キャラと物語は互いに密接に関わり合っているため、「使いまわし」という表現には疑問を感じてしまいます。舞台背景や歴史といったものがキャラをキャラたらしめているわけですから。
 最たる例として、去年書いた「夜風は囁く」で、物語の筋立てに関わる要素が、既存のキャラのそれと非常に酷似してしまい、最終的に一から新しいキャラを作ることをせずに、その既存のキャラを使って物語を綴ることになりました。
 逆に、気に入ったキャラを主役に物語を書こうとしても、その物語とキャラがマッチングしない状態では、とても書くことはできません。
 
 あ、でも、いわゆる「スターシステム」みたいなのは別ですね。ウチでは「黄昏」→「積木」がそれに相当します。ハマリ役を選ぶのも、あえてミスマッチを狙うのも、どちらもとても楽しかったです。でも、これもやっぱり「使いまわし」じゃないような……?

9.出来ればシリーズにしたい.という話はありますか?(出来ればタイトルも)
 シリーズにしたいものは、最初っからシリーズとして考えていますね。
 このあたりも、長編短編の話と同様、どんなネタを思いつくかに関わってくるわけです。

10.消し去りたいという話はありますか?
 強いて言うなら、プロトタイプ版「撞着する積木」でしょうか。より完成度の高いもの(電子書籍版)がこの世に存在すると思うと、恥ずかしさに床をゴロゴロ転げまわりたくなります。
 でも、この物語が好きだと言ってくださる方がいらっしゃる限り公開し続けるつもりですので、どうか生暖かい目で見守ってください……。

11.物書き中これだけははずせないということやものはありますか?
 パソコン、独りの時間、角川類語新辞典。寒い季節は、フットヒーターと猫も追加で。

12.この人の影響を受けたという物書きはいますか?
 特に「この人」と名を上げることはできません。古い翻訳ミステリを中心に、読んだもの全てから満遍なく色々と影響を受けていると思います。

13.こんな文を書きたいという理想はありますか?
 読んだ人の頭に、無理なく、すっと染み渡っていくような文章が書きたいです。

14.一番最初に書いた作品さらせますか?
 手元に残っていないので無理ですね。いやあ、残念だなー(棒読み

15.次回作の構想はありますか?
 構想だけなら山ほどあります。
「RはリドルのR」シリーズだと、サドル泥棒の話とか、盗撮の話とか。「相対する積木」の続きに、「黒の黄昏」のロイ先生の話。主従ものの「緋色の月→アルノルド・サガフィの帰郷」、サイエンスファンタジー「那辺の海」→近代風ファンタジー「那辺の夜」、剣士と測量士「月白の地平→九十九の黎明」、どうでもいいけど、「○○の○○」ってタイトルばっかりなのは何故なんだろう……orz

16.創作派? 二次創作派?
 創作派です。

17.(16について)何故そっちなのですか?
 やっぱり、自分の物語やキャラのほうが、自由に遠慮なく動かせて楽しいですもん。

18.盗作についてどう思いますか?
 私自身は倒錯違う盗作しようなんて考えたこともないので、まずはそれがどのような動機で行われるものなのかから考察することにします。
 盗作することのメリットは、執筆に時間や労力をかけずにすむ、というあたりでしょうか。執筆の過程にこそ喜びや楽しみがある、と、大抵の物書きさんはお思いになると思いますが、そういう修行僧的な悦びが目的ならば、盗作していては意味がありませんので、盗作者の目的は出来上がった小説から派生するものにある、と考えるのが妥当でしょう。
 では、出来上がった小説から何が得られるのか。読んだ人からの共感、もしくは反発、もしかしたら賞賛、時には罵倒……といったところです。反発や罵倒が欲しくて盗作するドMな人はなかなかいらっしゃらないと思いますので、たぶん盗作者は共感や賞賛を欲しがっているのでしょう。そのうちの共感については、読者の立場でも得ることができるものですので、更に絞り込むなら、賞賛を目的に盗作する、と言い切ってしまってもよいかもしれません。

 でも「面白かったです」って言われたとしても、その褒め言葉は、自分ではなく盗作元の作者に対する賛辞なんですよね……。
 時には「ここの文章、ちょっと格好良くね?」とか「この会話、我ながら気が利いてるやん」とか「どうよ、このどんでん返し」とか、自画自賛したくなることもあるじゃないですか。そういうのって、自分で一から書かないと悦に入れないと思うのですが……。
 と考えると、もしかしたら盗作する人間は、自分と他人との境界が比較的曖昧な人なのかもしれません。何故なら、快を得るためには、他人への賞賛をおのれのそれにすりかえる必要があるわけですから。
 そもそも、他人というものをどのように認識するかについて、まず(以下略)

 …………
 えー、まあ、単に「小説を書ける人という肩書き」や、「賞金やアフィリエイトなどの金銭」が目的というなら、盗作することで一時的に得ることができるかもしれませんが、精神的な充足は、普通得られません。ましてや、盗作がバレた日には、全てを失ってしまうことになるでしょう。
 そんな非論理的で非効率的な行為をする人間は、余程のアホかマヌケ、ということでよろしいかと思います。

19.これからも物書きであり続けますか?
 たぶん死ぬまで物書きですね。

20.物書き5人に回してください
 二ヶ月も寝かせてしまったこともあり、今更他の方にまわすのも気が引けますので、ここにぶら下げておきますね。
 興味を持たれた方は、どうぞご自由にお持ち帰りくださいv



#それにしても、設問の6番はどこへ行ったのだろう……?
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