MACKさんにいただいた「九十九の黎明」(カクヨム / なろう)のイラストをサイトに掲載いたしました!
→頂き物 九十九の黎明 モウル
すごく格好いいモウルです。我がキャラながら顔がいい……表情がいい……! 是非ともこの喜びを分かち合っていただけたら。
MACKさん、素敵なイラストをありがとうございました!
2023年 10月の記事
- 2023/10/29
- [いただきもの] イラストをいただきました
- 2023/10/19
- [雑記] 海上保安庁測量船「平洋」一般公開 その2 (おまけ:JAMSTEC「よこすか」「しんかい6500」「うらしま」一般公開)
- 2023/10/19
- [雑記] 海上保安庁測量船「平洋」一般公開 その1
イラストをいただきました
海上保安庁測量船「平洋」一般公開 その2 (おまけ:JAMSTEC「よこすか」「しんかい6500」「うらしま」一般公開)
2023/10/19 【雑記】
「海上保安庁測量船「平洋」一般公開 その1」の続きです。
第一船楼甲板の第七主任室を出て左舷側へ。途中、診療室も見学したんですが、なんでか写真が残ってませんでしたわハハハ。
入って右手にベッド、その奥に流し台、更に奥にトイレ。左手には机、隣の医務官室(非公開)へのドア、棚。救急箱が一つ机の上にあるほかは余計なものが一切出ていない、きれいに片付けられた、清潔感ある部屋でした。

診療室の奥、船尾側の甲板に直接出入りできる扉があるのは、緊急事態に備えてのことなのかな、なんてことを見学しながら考えていました。船内図を見ても、操舵室を除いた他の部屋には直接甲板に出られる扉はついていなかったし。海が荒れたり天候が崩れたりした際に、船内に水が入るリスクを最小限にしたいのだろう、それでも診療室には外への扉をつけたんだな、と。
しかし、今回この記事のために上の見取り図を描き起こしていて(船内案内図の写真を拡大して使おうとしたら画像が荒らすぎた……)、診療室の外扉が、船内通路から各部屋へのドアは勿論のこと通路から甲板に出るための扉と比べても、幅が広いことに気がつきました。案内図の写真が歪んでいるというわけではなく、これは明らかに、幅が広い。
――アッ、これ、ベッド(ストレッチャー)を通すためのドアだ。
なるほど確かに、診療室には外扉が必要だ、と今更ながらに納得した次第です。
通路に戻り、左舷側の扉を通って、船尾の甲板へ。ここらでもう一度船内案内図をリンクしておきますね。
左舷側にあるのが、黄色が鮮やかな無人高機能観測装置USV(Unmanned Surface Vehicle)。


専用クレーン(観測室から撮影した写真の奥、中央よりやや右)で揚げ下げするそうです。
その奥には、各種センサーを海に投下する場所があります。この写真は、やや右舷よりの位置から、左舷後方を写したもの。
手前にあるのがセンサーを繋いだワイヤーを巻き取るための機械で、奥の白いフレームがギャロスです。使用時にはグワーと立ち上がって船の外に出っ張って、滑車でワイヤーを海中に送ります。

階段を下りて、一階層下の上甲板へ。
こちらは、自立型潜水調査機器AUV(Autonomous Underwater Vehicle)。一台が観測準備室に格納されていて、

もう一台が準備室の外にレールで引き出されていました。これは、その横にあった説明パネル。

レールの先、船尾にAUV用の投下装置がありました。平時は水平になっている装置の上に、後ろが海のほうを向くようにしてAUVをクレーンで載せ、投下操作を行えば、装置が海に向かって傾き滑り台のようになってAUVを海へおろす、ということです。
勢いよく滑り落ちるのかと思いきや、AUVの頭は装置とワイヤーで繋げられていて、慎重に海面におろされるそうです。
海に入るとAUVはワイヤーを自動で切り離し、プログラムどおりに自律航行で調査を行います。
回収時は、戻ってきたAUVの頭に手作業でワイヤーを取りつける以外は、投下時の手順を逆になぞることになる、と。
この上甲板では、AUVのほかに、海水を採取するためのCTDシステムや、浅海用音波探査装置、前の記事で触れたサメ大好き海上磁力計センサーなどが展示されていました。別にいいかなー、って思って写真に撮らなかったけど、こうやってレポをまとめることになるなら、ひととおり撮影しておけばよかったかも。いいかげんですみません。
ていうか、今更ながらに海上保安庁のサイトを見にいったら、測量船「平洋」の搭載装備を徹底解説というWEB一般公開のページを見つけてしまいました。
エッ、操舵室や観測室の見取り図も写真もあるやん。前の記事に載っけた観測室のメモ、本当にうろ覚えもいいところだったw 恥ずかしいww けど修正するのめんどいし、ありのままの私でいきます! 興味のある方は是非とも本家サイトを見てみてください!
(2023/10/23追記)
この日の一般公開に参加した方のブログを見つけたので、リンクしておきます。観測室や特別公室兼会議室、診療室のほか、計測機器などの写真もとてもこまめに撮ってらっしゃって、とても充実した記録になっています。(お蔭さまで診療室の外扉が他のドアよりも幅が広いことを確認できました)
◆測量船平洋一般公開 ① Techno Ocean 2023
(追記終わり)
ともあれ、普段見られないものをじっくりとこの目で見ることができて、とても楽しかったです!
貴重な機会をありがとうございました!!
表題の「おまけ」は、追記に。
第一船楼甲板の第七主任室を出て左舷側へ。途中、診療室も見学したんですが、なんでか写真が残ってませんでしたわハハハ。
入って右手にベッド、その奥に流し台、更に奥にトイレ。左手には机、隣の医務官室(非公開)へのドア、棚。救急箱が一つ机の上にあるほかは余計なものが一切出ていない、きれいに片付けられた、清潔感ある部屋でした。

診療室の奥、船尾側の甲板に直接出入りできる扉があるのは、緊急事態に備えてのことなのかな、なんてことを見学しながら考えていました。船内図を見ても、操舵室を除いた他の部屋には直接甲板に出られる扉はついていなかったし。海が荒れたり天候が崩れたりした際に、船内に水が入るリスクを最小限にしたいのだろう、それでも診療室には外への扉をつけたんだな、と。
しかし、今回この記事のために上の見取り図を描き起こしていて(船内案内図の写真を拡大して使おうとしたら画像が荒らすぎた……)、診療室の外扉が、船内通路から各部屋へのドアは勿論のこと通路から甲板に出るための扉と比べても、幅が広いことに気がつきました。案内図の写真が歪んでいるというわけではなく、これは明らかに、幅が広い。
――アッ、これ、ベッド(ストレッチャー)を通すためのドアだ。
なるほど確かに、診療室には外扉が必要だ、と今更ながらに納得した次第です。
通路に戻り、左舷側の扉を通って、船尾の甲板へ。ここらでもう一度船内案内図をリンクしておきますね。
左舷側にあるのが、黄色が鮮やかな無人高機能観測装置USV(Unmanned Surface Vehicle)。


専用クレーン(観測室から撮影した写真の奥、中央よりやや右)で揚げ下げするそうです。
その奥には、各種センサーを海に投下する場所があります。この写真は、やや右舷よりの位置から、左舷後方を写したもの。
手前にあるのがセンサーを繋いだワイヤーを巻き取るための機械で、奥の白いフレームがギャロスです。使用時にはグワーと立ち上がって船の外に出っ張って、滑車でワイヤーを海中に送ります。

階段を下りて、一階層下の上甲板へ。
こちらは、自立型潜水調査機器AUV(Autonomous Underwater Vehicle)。一台が観測準備室に格納されていて、

もう一台が準備室の外にレールで引き出されていました。これは、その横にあった説明パネル。

レールの先、船尾にAUV用の投下装置がありました。平時は水平になっている装置の上に、後ろが海のほうを向くようにしてAUVをクレーンで載せ、投下操作を行えば、装置が海に向かって傾き滑り台のようになってAUVを海へおろす、ということです。
勢いよく滑り落ちるのかと思いきや、AUVの頭は装置とワイヤーで繋げられていて、慎重に海面におろされるそうです。
海に入るとAUVはワイヤーを自動で切り離し、プログラムどおりに自律航行で調査を行います。
回収時は、戻ってきたAUVの頭に手作業でワイヤーを取りつける以外は、投下時の手順を逆になぞることになる、と。
この上甲板では、AUVのほかに、海水を採取するためのCTDシステムや、浅海用音波探査装置、前の記事で触れたサメ大好き海上磁力計センサーなどが展示されていました。別にいいかなー、って思って写真に撮らなかったけど、こうやってレポをまとめることになるなら、ひととおり撮影しておけばよかったかも。いいかげんですみません。
ていうか、今更ながらに海上保安庁のサイトを見にいったら、測量船「平洋」の搭載装備を徹底解説というWEB一般公開のページを見つけてしまいました。
エッ、操舵室や観測室の見取り図も写真もあるやん。前の記事に載っけた観測室のメモ、本当にうろ覚えもいいところだったw 恥ずかしいww けど修正するのめんどいし、ありのままの私でいきます! 興味のある方は是非とも本家サイトを見てみてください!
(2023/10/23追記)
この日の一般公開に参加した方のブログを見つけたので、リンクしておきます。観測室や特別公室兼会議室、診療室のほか、計測機器などの写真もとてもこまめに撮ってらっしゃって、とても充実した記録になっています。(お蔭さまで診療室の外扉が他のドアよりも幅が広いことを確認できました)
◆測量船平洋一般公開 ① Techno Ocean 2023
(追記終わり)
ともあれ、普段見られないものをじっくりとこの目で見ることができて、とても楽しかったです!
貴重な機会をありがとうございました!!
表題の「おまけ」は、追記に。
海上保安庁測量船「平洋」一般公開 その1
2023/10/19 【雑記】
10/7に行われた、海上保安庁 測量船「平洋」一般公開に参加した記録です。
ツイッターじゃなかったXやインスタ、Blueskyなどでもちょろっと呟いていましたが、せっかくなので撮った写真をドーンと出してしまいます。何か創作の資料になるかもしれないし。
今回の一般公開は、10/5~7に神戸国際展示場で開催された国際コンベンション「Techno-Ocean 2023」におけるイベントの一つでした。
このコンベンションは二年に一度神戸で開催されていて、今回も約90もの海洋に関する会社や団体が出展していました。有名なところでは、JAMSTEC、IHI、川崎重工、海上保安庁、神戸大、大阪公立大、などなど。

気になったブースでポスター展示や動画上映を見たりお話しを聞いたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。パンフレットやキーホルダーなどお土産もたくさんいただいて、大満足です。次の開催は予定どおりならば二年後ですが、興味のある方は是非訪れてみてください。
さて。
本題の「平洋」一般公開です。整理券を「Techno-Ocean 2023」の会場で受け取り、無料のシャトルバスでポートターミナルへ。

舷梯を上がってすぐの第二船楼甲板。

ここで、第一船楼甲板の階にあった船内案内板を貼りつけておきます。大喜びで写真を撮ったものの、ピントが微妙に合ってないの、痛恨の限り。

クリックしたら拡大して見られます。小さな文字が軒並みボケてるけど!
話を第二船楼甲板に戻して。
甲板の左舷やや前方に記念撮影コーナーが設置されていて、主に子供連れの人が列を作っていました。それを横目に、左舷の階段で二階層上の航海船橋甲板上部へ上がります。
最初に訪れたのは、船橋内操舵室。

機器が並んでます。一番右のモニターに映っているのは海図じゃないかな。

こっちは上に写っているのとは別の、機器列左端にあったレーダー。

電気系統の制御盤。

皆の憧れ、操縦レバー。

以上の機器は全て船首のほうを向いていて、振り返ったところに海図用の机がありました。

このあたりの配置は、以前見学したJAMSTECの「よこすか」(しんかい6500の支援母船)も同じでしたな。
操舵室の右舷扉。水が入らないよう密閉できるようになっています。

製図用の机を左舷側にまわり込んだ後方、観測室への通路脇に、扉の開閉状況等監視装置と炭酸ガス消火装置の制御弁箱。

操舵室の次は、奥にある観測室も見学しました。この写真は観測室の窓から船尾の甲板を見たもの。

観測室、見学者で溢れかえっていたために部屋の写真が上手く撮れなかったんですよね……。
船尾に向かってやや奥行きのある部屋の中に、長机が三つ、操舵室から見て三の字に並んでいます。左舷側の壁は観測機器の制御装置で埋め尽くされていて、右舷側の棚にはPCとモニタが何台も置かれていました。
ざっとメモってみると……、

こんな感じですね。霧散する記憶……。
観測室を出て階段を下へ。直階段の途中には両側に航海船橋甲板下部への扉がありましたが通過して、二階層下にあたる第二船楼甲板の階へ。
次なる見学場所は、特別公室兼会議室、なんですが、観測室同様見学者がいっぱいで、やっぱり上手く写真を撮ることができませんでした。
二箇所ある出入り口のうち船首側の扉から入ると、右手の壁に大きなモニターがドーンと据えられていました。部屋の中央には長い机がドーンと置かれ、ソファっぽい椅子が全部で10。ソファの足もとの床には小さなプレート状の金具があり、海が荒れた時などはソファを固定できるんじゃないかな……係の人に訊けばよかった。
こちらも代わりにメモを貼りつけましょう。

(ソファのパースが狂ってるけどキニシナイ)
来賓があった時や、幹部職員の会議などで使う部屋だそうです。この日は見学のために絨毯の上に養生のビニールが敷かれていました。
船尾側の扉から特別公室兼会議室を出て、すぐ近くの階段で第一船楼甲板の階におりて、前述の船内案内板の前へ。その背後にある第七主任室も見学者に開放されていました。

とてもコンパクトで機能的な部屋です。左側には書き物机、右にはローテーブルとソファも。
さて、観測室の様子を写真に撮るのは早々に諦めた私ですが、掲示されていた主なパネルは撮影できたのでここで少しご紹介。観測船「平洋」がどのような調査を行っているのかがわかります。



このパネルの左下にある海上磁力計センサーの実物が、船尾側の上甲板(あとで詳しく述べます)に展示されていました。
船体の鉄や電気機器の影響を避けるために、センサーを船尾から約350m離して曳航して使用するそうですが、説明してくださった海保の人曰く、
「なんでか、うちの磁力計は、よくサメが噛みついてくるんですよね」

サメの攻撃を受けてヒビが入ってしまったセンサー実物。

写真にはギリギリ写っていませんが、サメの歯の小さなカケラが喰い込んだまま残っている箇所もありました。
センサーが出す電磁波とかそういうものに呼び寄せられるのか、単純に色合いと形がサメ好みなのか、比較対象実験をしてみたいところです。
長くなったので、続きは次の記事に。
ツイッターじゃなかったXやインスタ、Blueskyなどでもちょろっと呟いていましたが、せっかくなので撮った写真をドーンと出してしまいます。何か創作の資料になるかもしれないし。
今回の一般公開は、10/5~7に神戸国際展示場で開催された国際コンベンション「Techno-Ocean 2023」におけるイベントの一つでした。
このコンベンションは二年に一度神戸で開催されていて、今回も約90もの海洋に関する会社や団体が出展していました。有名なところでは、JAMSTEC、IHI、川崎重工、海上保安庁、神戸大、大阪公立大、などなど。

気になったブースでポスター展示や動画上映を見たりお話しを聞いたり、とても有意義な時間を過ごすことができました。パンフレットやキーホルダーなどお土産もたくさんいただいて、大満足です。次の開催は予定どおりならば二年後ですが、興味のある方は是非訪れてみてください。
さて。
本題の「平洋」一般公開です。整理券を「Techno-Ocean 2023」の会場で受け取り、無料のシャトルバスでポートターミナルへ。

舷梯を上がってすぐの第二船楼甲板。

ここで、第一船楼甲板の階にあった船内案内板を貼りつけておきます。大喜びで写真を撮ったものの、ピントが微妙に合ってないの、痛恨の限り。

クリックしたら拡大して見られます。小さな文字が軒並みボケてるけど!
話を第二船楼甲板に戻して。
甲板の左舷やや前方に記念撮影コーナーが設置されていて、主に子供連れの人が列を作っていました。それを横目に、左舷の階段で二階層上の航海船橋甲板上部へ上がります。
最初に訪れたのは、船橋内操舵室。

機器が並んでます。一番右のモニターに映っているのは海図じゃないかな。

こっちは上に写っているのとは別の、機器列左端にあったレーダー。

電気系統の制御盤。

皆の憧れ、操縦レバー。

以上の機器は全て船首のほうを向いていて、振り返ったところに海図用の机がありました。

このあたりの配置は、以前見学したJAMSTECの「よこすか」(しんかい6500の支援母船)も同じでしたな。
操舵室の右舷扉。水が入らないよう密閉できるようになっています。

製図用の机を左舷側にまわり込んだ後方、観測室への通路脇に、扉の開閉状況等監視装置と炭酸ガス消火装置の制御弁箱。

操舵室の次は、奥にある観測室も見学しました。この写真は観測室の窓から船尾の甲板を見たもの。

観測室、見学者で溢れかえっていたために部屋の写真が上手く撮れなかったんですよね……。
船尾に向かってやや奥行きのある部屋の中に、長机が三つ、操舵室から見て三の字に並んでいます。左舷側の壁は観測機器の制御装置で埋め尽くされていて、右舷側の棚にはPCとモニタが何台も置かれていました。
ざっとメモってみると……、

こんな感じですね。霧散する記憶……。
観測室を出て階段を下へ。直階段の途中には両側に航海船橋甲板下部への扉がありましたが通過して、二階層下にあたる第二船楼甲板の階へ。
次なる見学場所は、特別公室兼会議室、なんですが、観測室同様見学者がいっぱいで、やっぱり上手く写真を撮ることができませんでした。
二箇所ある出入り口のうち船首側の扉から入ると、右手の壁に大きなモニターがドーンと据えられていました。部屋の中央には長い机がドーンと置かれ、ソファっぽい椅子が全部で10。ソファの足もとの床には小さなプレート状の金具があり、海が荒れた時などはソファを固定できるんじゃないかな……係の人に訊けばよかった。
こちらも代わりにメモを貼りつけましょう。

(ソファのパースが狂ってるけどキニシナイ)
来賓があった時や、幹部職員の会議などで使う部屋だそうです。この日は見学のために絨毯の上に養生のビニールが敷かれていました。
船尾側の扉から特別公室兼会議室を出て、すぐ近くの階段で第一船楼甲板の階におりて、前述の船内案内板の前へ。その背後にある第七主任室も見学者に開放されていました。

とてもコンパクトで機能的な部屋です。左側には書き物机、右にはローテーブルとソファも。
さて、観測室の様子を写真に撮るのは早々に諦めた私ですが、掲示されていた主なパネルは撮影できたのでここで少しご紹介。観測船「平洋」がどのような調査を行っているのかがわかります。



このパネルの左下にある海上磁力計センサーの実物が、船尾側の上甲板(あとで詳しく述べます)に展示されていました。
船体の鉄や電気機器の影響を避けるために、センサーを船尾から約350m離して曳航して使用するそうですが、説明してくださった海保の人曰く、
「なんでか、うちの磁力計は、よくサメが噛みついてくるんですよね」

サメの攻撃を受けてヒビが入ってしまったセンサー実物。

写真にはギリギリ写っていませんが、サメの歯の小さなカケラが喰い込んだまま残っている箇所もありました。
センサーが出す電磁波とかそういうものに呼び寄せられるのか、単純に色合いと形がサメ好みなのか、比較対象実験をしてみたいところです。
長くなったので、続きは次の記事に。