未熟な甲虫の呟き

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2019/02/14
創作話] バレンタインデー 
2019/02/05
サイト話] サイト名の英訳について&謝辞 

バレンタインデー

 NestleによるバーチャルチョコレートをSNSでやり取りするサービス、バレンタインポスト。一昨年の「九十九の黎明」番外編「お菓子の日」および「お菓子の日、の、お返しの日」は、このサービスをきっかけに生まれた掌編でした。→バレンタインデーの分 →ホワイトデーの分

去年はバタバタしていて頭が創作脳に切り替わらず、ラクガキでお茶を濁した(私にとってラクガキは「図解作業」なので創作脳が留守でもなんとかなる)わけですが、今年も同じようにバタバタしている状況で、小説は無理でもせめて小ネタ会話文ぐらいはものしてみよう、と、二年ぶりにバレンタインポストを活用いたしました。

バーチャルチョコありがとうございます! 私宛のもキャラ宛てのもとても嬉しいです! 体調不良まだちょっと長引いてるんですが、キャラ宛てのメッセージをネタに、隙間時間にちょこちょこと会話文を書いて創作脳を暖気してます~。
posted at 2019/2/5 20:22:11


 ログは上の画像からツリーを辿れるようになってはいるのですが、フォロワさんへのリプライも含めて見やすく整形して、小説ごとにまとめておきます。

先ずは、「積木」シリーズの朗先生に。

志紀「(鞄からチラ見えた包みを指差し)先生、それは?」
朗「え、あ、生徒に貰ったんだ。義理チョコらしい」
志紀「人気ですねー」
朗「まあな(慌てたものの、少しは妬いてくれてもいいのに、とも思ってる)」
志紀「(私も手作りすればよかった、とさりげに凹んでいる)」

→そしてイトカワチョコに続く

アルノルド・サガフィの帰郷」にも。

アル「この人物は、なにゆえ頭に人参を刺しているのか……」
ロニー「いや、これは、額を剃り上げて髪の毛を束ねているのだと思う」
アル「何故」
ロニー「頭皮を……怪我した……とか」
ヴェー「(面白いからもうちょっと放っておこう)」

リケジョの法則』には二つも!

理奈「えッ?あ、ええっと、ううんと、ハンドスピナー!」
珊慈「ボケて、っていうのに正解言ってどうするの」
理奈「ええッ!? 嘘、これハンドスピナーなの? 紐引っ張るとプロペラがヒュンって飛んでいくおもちゃじゃないの? って、ああっチョコが溶けてきた!」
珊慈「おあとがよろしいようで」


理奈「美味しそう!」
豊田「ホンマや美味しそう!おフランス?おフランス製なん?」
小坂「チョコならフランスよりベルギーでは」
豊田「せや、ベルギーいうたら、あの部品についてなんやけど…」
理奈「(ベルギー→ワッフル→格子状→あの部品)あー、どうしました?」
珊慈「(ベルギーの部品????)」

楽園の手」の彼には、うっとりと甘いチョコを。

「ああ、そうか。人が迷い込むんだから、物だって紛れ込んでくるか。チョコなんてもう随分と食べていなかったな」「なんだ、これ、凄く美味しい……」「おいしい……」「……」「…………」「どうせ僕が買えるチョコは、ただ甘いだけの石鹸みたいなものだからね。僕には、手、で充分だよ……」

そして、「九十九の黎明」には一番沢山いただきました。


オーリ「ダンベル……鍛錬の道具か……随分軽いな……」
ウネン「チョコだからね……」
モウル「オーリにはその大きなチョコがあるんだから、こっちのは僕とウネンで山分けするからね(若干不機嫌そうに)」


ウネン「わーありがとうございます! こんなに美味しいの、一度に食べちゃったら勿体ないから、大事に仕舞ってあとで少しずつ食べよう……(真顔)」
モウル「(リスかな……)」
オーリ「(リスだな……)」


ウネン「ありがとう!」
モウル「待った! おい、オーリ、彼女をとめろ、それ酒が入ってる!」
 * * *
モウル「送り主、解っててやっただろ……」
ウネン「(モウルに渡された呪符を数えながら)14、15、」
オーリ「おい、もう数えるものがなくなるぞ」
モウル「オーリ頭下げて。頭髪を数えてもらおう」
オーリ「おい」


モウル「ありがとうございます、光栄です(爽やか笑顔)」
ウネン「さっきまでと随分態度が違うね」
オーリ「『虫歯になるぞ』とか『油分の過剰摂取は良くない』とか散々言ってたな」
モウル「適度ならいいんだよ」
ウネン「届いた瞬間『ヤッター!』って叫んでたもんね」
モウル「……忘れてどうぞ」

仲間内だとつい油断しちゃうモウルでしたw


ウネン「ありがとうございます! それにしても、こんなに甘くて美味しいものがこの世にあるなんて……!!(ぱくり)チョコばんざい!(もぐもぐ)」

※この世界にチョコレートはまだ無い。


モウル「なんかさ、僕の扱いだけ酷くない???」
ウネン「でも、髪の毛長いほうがこういうの似合うよ、きっと」
オーリ「うむ」
モウル「髪の長さなら、あの剣士の子のほうが長いじゃないか」
ウネン「でも、それだと面白くないし」
モウル「ここで面白さを求めないで」


ウネン「ぼく純粋かな? そもそも純粋ってなんだろう?」
モウル「そういうところだと思うよ。まず言葉の定義を明らかにしようとする姿勢」
ウネン「そうなんだ?」
モウル「太古より学究の徒は『無邪気』だとか『純粋』だとか評されることが多いからね。僕のように」
オーリ「えっ」
ウネン「えっ」


モウル「雨を避ける僅かな間だけのことで、何を気にするのさ。喜んで傘に入れてもらうよ。僕が入れるほうの立場でも同じだね。誰だろうと濡れねずみになっているのを見るのは忍びないからね」
ウネン「あそこに雨宿りしているマルセルが」
モウル「え、どこに? ちょっと見えないなー(棒読み)」

「感知できなかった人物は、存在しないのと一緒」だそうです。たぶん、見て見ぬフリが捗るんだろうなあ。


レヒト「その白鳥の子は『足長』って他の兄弟達から苛められてたんだ。ある日、平和な湖に狩人がやって来て、兄弟達は岸辺の茂みに隠れたんだけど、この子は足が邪魔で隠れることができなかった。それを憐れんだ神様が、彼の羽を夕日で染め上げて狩人の目を誤魔化し、なんとか難を逃れることができ――」

レヒト「――そして、『醜い足長の子』の、自分を見捨てた兄弟達への復讐が始まる」
マルセル&テオ「なにそれ続きが無茶苦茶気になる!!」


ウネン「お化粧かー。これからバンバンお金稼いで余裕ができたら……(うっとり)」
モウル「さて、無事に報酬を手に入れた君は、町の広場へとやってきました。お洒落な店構えの雑貨屋と、年季の入った本屋が並んでいます。どちらの店に入りますか」
ウネン「…………本屋さん、か、な……」


ジェンガ「滑雪と言えば、昔、国境警備に加わった時にやったことがあるのじゃが、曲がり方が分からんで、雪の中に埋もれて死にそうになったわ」
ウネン「ジェンガ様なら炎で雪を溶かせるのでは」
ジェンガ「失神してしまったからのう」
ウネン「どうやって脱出したんですか? って、ジェンガ様、どこへ?」

ジェンガ「(ウネンの声をあとに、とぼとぼと廊下を歩きながら)憎い敵だと思っていたのなら、儂なんか助けなければよかったものを……。ならば故郷に錦を飾ることもできたろうに……」


(おおっ、これは、またもやかぞえてんぐの出番か……!)(作中に、酔っぱらったウネンが延々と数を数えるシーンがある)

「まったく、世話の焼ける……」



オーリ「傘は使わないんだ。いざという時のために、できるだけ手は空けておきたい」
モウル「君さ、あくまでもチョコの話なんだから、ありがとう、ってお礼言って受け取ればいいんだよ」
ウネン「武器にもなる傘とかどう?」
モウル「面白いね」
ウネン「縁が刃物になっててぐるぐる回して攻撃するの」
モウル「それは予想外」


マルセル「おー! 良かったなテオ!!」
テオ「(ちょっぴり照れながら)おう」
マルセル「お前、いい奴だもんな。今まで貰ってなかったのが変なんだよ(しみじみと)」
テオ「お、おう」
マルセル「俺も、自分のことのように嬉しいぜ!(曇り無きまなこで)」
テオ「……一緒に食うか?」


マルセル「言われなくっても! おい、テオ、一緒に食べようぜ!!」
テオ「おう、ありがと」(さっき貰ったやつ、マルセルにも分けておいて良かったな……)

この二人、仲良しではあるんですよ。たまにテオが「俺はお前のかーちゃんじゃねえ!」ってキレそうになるだけでw


モウル「え、君、前に貰ったチョコ、まだ食べてなかったの?」
オーリ「非常食に良さそうだと思ってな」
モウル「まぁ、確かに、チョコレートはコンパクトでハイカロリーだけどね……」
ウネン「でも、これで両手同時にダンベルを持てるね!(「いっち、に」と筋トレのジェスチャーしながら)」

モウル「ていうか、オーリよりもむしろ君がコレで鍛練したらいいんじゃない?」
ウネン「モウルのほうこそ、もっと体力つけたほうがいいよ」
挑戦的な眼差しで対峙する二人。
オーリはその向こうで「こう、か……?」と眉間に皺寄せながらダンベルチョコ持ち上げてる。


三つ目の日本酒チョコは、オーリが預かることになりました。



 ちなみに、私から差し上げたチョコは以下のとおりです。


去年のバレンタイン四コマ漫画のネタを回収(?)しました。


レシピは本人しか知らない……


大丈夫! 溶かして何か色々混ぜて固めただけで、余計なこと一切していないから!!


楽園より愛を込めて。


「(微妙に似てない声真似で)殴ったね!親父にもぶたれたことないのに!」
「人聞きの悪い。ツッコミ入れただけだ」

 以上、とても楽しく遊ばせていただきました。お付き合いくださった皆さん、ありがとうございましたー!
 
 あと、私個人へのチョコ&メッセージも無茶苦茶嬉しかったです!! 静かな泉……照れるわぁ……(*ノωノ)
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サイト名の英訳について&謝辞

 実は二年ほど前から、サイトのフッタにひっそりとサイト名を英訳したものを記していたのですが、九十九の英語版が出たことだし、この際、英訳サイト名もロゴ(気に入ったフォントを並べただけですけど)を作ってサイトindexに載っけることにしました。

The one who treads through the void<br>

 以前から公言しているとおり私は英語が不得手なので、サイト名を英訳するにあたっては、ツイッタにて英語に長けた方に助言を仰ぎました。

 大元のツイは削除してしまいましたが、確か、辞書と首っ引きで作成した拙い英文を上げて、
「どなたか英語が得意な方、改善点を指摘していただけませんか」
という旨のお願いのツイートを流したのです。

切羽詰まった理由があるわけではないので恐縮ですが……。サイトのページのフッタに入れたら格好良さそうだな、とか、その程度のことなので……。 いかんせん私、英語が本当に苦手でしてな。お助けいただければ幸いです。
posted at 2017/3/12 11:01


 親切なフォロワさんがツイートを拡散してくださったおかげで、二人の方からご意見をいただくことができました。
 ツイート転載の許可をいただきましたので、以下にその貴重なアドバイスを掲載いたします。

「空間」を往くならonよりはthroughあたりが収まりが良さげかな、とか。onに感じる「踏みしめて往く」ようなニュアンスを動詞に追加するならThe one who treads through the voidとしてみる。という思いつきをぼそっとつぶやいてみます。
posted at 2017/9/9 11:18
わぁ、ありがとうございます! treadなんて単語、思いつきもしませんでした。辞書引いて、なるほど、と頷いております。それ以前にaじゃなくてtheですよね、お恥ずかしい…。教えていただいたフレーズを使わせていただこうと思います。とても助かりました!
posted at 2017/3/12 11:30

みどりさんとご縁のある、英語畑のものです。goes onのあとにtoを入れたら、あとは文法的には大丈夫ですよ!もし「あわいを往く」というのが、なんらかの空間の中を通過するというニュアンスであれば、goes throughの方がより正確かなと思います。
posted at 2017/3/12 11:51
あとはブラッシュアップの技法として、one who ~ (~する者)という文語的な表現もありかもです。まとめての提案として、one who goes on through the voidというのはいかがでしょう…突然の横槍、失礼しました!
posted at 2017/3/12 11:57
ありがとうございます! 実はつい先ほど他の方からも「The one who treads through the void」とのご提案を受けたところなのでした。おかげさまで、最適解がくっきりと解りました。お付き合いいただけて嬉しかったです。助かりました!
posted at 2017/3/12 12:02
treadいいですね、静かに歩む感があります!もとのgoes onには、長い道のりをずっと進んでいる感があったので、どちらを選ぶか甲乙つけがたい感じです。the oneはoneよりも特に選ばれた者が出ていると思います!
posted at 2017/3/12 12:09
おおおおー、なるほど、なるほど。やはり知識のある方には、私には見えないものが見えているのですね……! 静かに歩む感に、長い道のりをずっと進む感。こういう微妙な違いは、ちょっと辞書を引いたぐらいじゃ解らないので、解説がとてもありがたいです。
posted at 2017/3/12 12:14


goes through → 「空間」を往く、なんらかの空間の中を通過するというニュアンス
goes on → 「踏みしめて往く」ようなニュアンス、長い道のりをずっと進んでいる感
tread →静かに歩む感

 この微妙な使い分け。すごい。本当にすごい。
 上記のリプライをいただいた時、生きた英語ってこういうことか、って、ものすごく感動しました。

 カッコイイ英訳サイト名を得られたことは勿論のこと、私には到底見ることのかなわない世界を垣間見せてもらえたことが、とにかく嬉しかったです。
 walterinsectさん、南無人士さん、その節は本当にありがとうございました!
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