未熟な甲虫の呟き

創作小説サイト「あわいを往く者」附属ブログ。(サイト掲載小説一覧書籍のご案内
   
2011年 07月の記事
2011/07/15
企画] 一次選考通過再び! 
2011/07/14
掌編] 歩幅 
2011/07/04
企画] 小説大賞と文化祭と7/03までの拍手お礼 
2011/07/03
企画] チャリティ電子同人誌「プロジェクトうりゃま電子書籍」販売開始 

一次選考通過再び!

 先月開催されていた、アルファポリスのドリーム小説大賞(ジャンル:現代文学/大衆娯楽/経済・企業/歴史・時代)の結果が発表されました

 なんとなんと、「RはリドルのR」が、一次選考を通った8作品の中に入っていました!
 また嬉しがって、選考概要を引用しますよ。
編集部内で一次選考において大賞候補作としたのは「おぼろ月」「慟哭の剣」「セントエルモの火」「真鶴さんには関係ない」「アナログ電波塔短編集」「花影の下の猫」「RはリドルのR」「crack moon」の8作品。

 ひゃっほー!

 複数ジャンルにわたっての賞なだけに、地味でまだ全然話が進んでいない「R」が評価していただけるとは、夢にも思っていませんでした。無茶苦茶嬉しいです。

 これも、ひとえに応援してくださった読者の皆さんのおかげです!
 いや、だって、私一人だけだったら、絶対に書いている途中で根性が尽きてしまって、自分が書きたい場面以外は書かなくなるよ。途中の面倒な描写すっとばして、イキナリ探偵役が「さて」って言い出したりね!
 ………………orz ←少し自分が情けなくなったらしい

 ともかく! 「RはリドルのR」はまだまだシリーズ序盤です。亀の歩みではありますが、地道に続きを書いていきたいと思っていますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
 ひゃっほー!
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歩幅


「待ってよ」
 初めて彼女と一緒に帰った日、彼女はそう小さく口を尖らせた。
 のっぽ、とか、長い、とか言われる僕と比べるまでもなく、彼女はとても小柄で、少し油断するとすぐに歩調が合わなくなってしまうんだ。
 でも。
「遅いよ」
 二日目、今度は彼女は頬を膨らませて僕を振り返った。
 彼女を急かしてやいないか気にするあまり、少し歩速を抑え過ぎたみたいだった。
 しっかりしろ、と自分を叱咤して三日目、今日。
 眼鏡の隙間からこっそり彼女の歩幅を確認して歩いていると、彼女が大きな溜め息をついた。
 何かマズったか、と息を詰めた次の瞬間、僕の手に何かが触れた。
「……こうすれば、いいんじゃない?」
 少し照れたようなすまし顔が、僕を見上げている。
 暴れだした心臓の音がバレませんように、と天に祈りながら、僕は彼女の手をそっと握り返した。
 
 
 



 ツイッタにて、オオアザさんが「長身で眼鏡をかけた青年と赤毛で低身長の少女が手を繋いでいる」というお題でこんな素敵な絵を描いておられまして。
 許可をいただいて、萌えを吐き出させていただきました。

 もうね、二人の表情が最高なんですよ。とにかく萌ゆる。
 ご馳走さまでした!
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小説大賞と文化祭と7/03までの拍手お礼

 読んでたら書けないし、書いてたら読めないし。おのれのシングルタスクっぷりに呆れ果てているGBです。ああ、まあ、今更ナニ言ってんだ、って感じですけどね。ええ。……orz

 盛り沢山な表題に、「まとめ過ぎやろ!」と自分でツッコミ入れつつ、まずはお知らせから。


【アルファポリス小説大賞】
 6/30にアルファポリスのドリーム小説大賞が終わりました。
「RはリドルのR」を読んでくださった方、応援してくださった方、ありがとうございました!
 複数の方から、これはミステリー小説大賞でも良かったんじゃないか、という身に余るご意見をいただき、床を転げまわって喜んでおりました(←大のミステリ好き) でも、謎解き無しのゆるい日常話もシリーズに加わる予定なので、そのあたりのバランスがどうなるか分からないうちは、おとなしく「大衆娯楽」カテゴリにいる事にします。
 時間が無くて他の方の作品を読めなかったのが悔しいですが、期間中に短編一つ更新出来たし、拍手も沢山いただけたし、充実した一ヶ月間でした。ありがとうございました。

 そして、7/1から、ミステリー小説大賞が始まりました。
 ご新規さんおいでませキャンペーンとして、「うつしゆめ」で参加です。ええ、普段はともかく小説大賞参加作なら読んでみる、という方々を目当てに、二年ぶりの再エントリです。
「またかよ」とか「興味無いし」という方は、どうぞ気にせずスルーしてやってくださいませ。


【オンライン文化祭2011―夜―】
 昨年私も参加させていただいた競作企画が、今年も開催されます。
オンライン上で小説・イラスト・漫画などを、一つのテーマで創作していただく企画です。現在参加者募集中!
http://onlinenovelproject.web.fc2.com/ocf/2011/index.html
 詳しくは、上記企画サイトをご覧ください。
 私はというと、ちょっとこの夏~秋にかけて、いつもにも増して忙しくなりそうで、予定の見通しが全然立たないのですが、出来るだけ参加したいと思っています。どうなることやら……。


【拍手ありがとうございます!】
 とまあ、落ち着きも不甲斐も無い私に、いつも拍手をありがとうございます!
 コメントも、むっちゃグラシアス!

6/30
>返信不要の方
 おおおおおおおお! まさか、まさか読んでくださっておられるとは……! この喜びだけでもお伝えしたく! ありがとうございます!

7/3
>P さん
「いっぷく」「天蓋」への感想、ありがとうございます!
 いやもう、隅から隅まで色々汲んでくださって、苦労が全部報われました。ここまで読み込んでもらえて、本当に私は幸せです。ひゃっほー!
 全年齢向けの方は、深い関係の描写は勿論、匂わせるのもNGというガイドラインだったのですよ。頑張って朗先生の毒気を隠した(消した、ではなかったり:笑)ので、爽やかと言ってもらえて、「やったぜ!」な気分です。
 スペシャルなアレは、まあ、ちょっと筆が滑ったというか……(笑) 結局のところ、私が描く男性諸氏は総ヘタレ、という仮説がまた一つ真実に近づいたと言うべきか……
 扉絵までお褒めに預かって、とっても嬉しかったです。本当にありがとうございました!
拍手
 

チャリティ電子同人誌「プロジェクトうりゃま電子書籍」販売開始

 久石ケイさん主催の、東日本大震災復興長期応援企画チャリティ電子同人誌「プロジェクトうりゃま電子書籍」が7/1から販売開始になっております。(出遅れたご報告ですみませぬ。どうにも週末はバタバタしてしまっていけません)

 以前参加したチャリティ本と同様に、こちらも電子書籍作製販売サイトパブーチャリティシステムを使用しておられ、売上は全額日本赤十字社に寄付されます。

 全年齢向けとR18指定の二冊で、一冊100円、二冊でも200円。見てください、このそうそうたるメンバーを。何というか、私間違いなく場違いです。すみませぬ……orz
 私はそれぞれに短編を一つずつ寄稿いたしました。

Pure&Happy 2011夏
「Pure&Happy 2011夏」
恋愛の幸せな気持ち、純粋さ、明るい笑顔をお届けするアンソロジー。
年齢制限を設けず、どなたでもお読みいただける作品となっております。


 こちらに掲載していただいたのは、
「天蓋」
 公立進学校の化学教師と、元教え子で理系女子の、少し素直じゃない恋愛模様。某水の都の科学館が舞台です。
 400字詰原稿用紙24枚(文庫本換算18頁)

 以前からウチのサイトにおいでの方が手に取りやすいよう、「撞着する積木」の後日譚となっておりますが、例によって例のごとく、本編未読でも問題の無いように書きましたので、皆様ご安心を。
 
Love&Happy 2011夏
「Love&Happy 2011夏」
R-18指定の、大人の女性向け恋愛小説アンソロジー。
ハッピーエンドのその先にある、甘くとろける愛のかたちを提供します。


 こちらには……、
「いっぷく」
 彼女との会話は、常に真剣勝負だ。隙あらばツッコミを入れようと、お互い手ぐすね引いて対峙している。
 厨二病から脱却しつつある猫かぶりエリート大学生君の、フクザツでややこしい恋愛模様。
 400字詰原稿用紙30枚(文庫本換算24頁)

 こちらは、「うつしゆめ」の後日譚となっております。
 内容はともかく、文章表現的にはR15がせいぜいという、ぬるい仕様ですが、ご了承ください。
#誰か私に落ち着いて執筆できる個室をください……。


 前回、今回、とチャリティ本に参加するにあたって、既存長編の番外編を単独で外部に出す、という事の難しさを、まざまざと思い知りました。
 自分の中にある本編の記憶を無理矢理白紙に戻して、初めてお読みになる方にも問題ないように一から物語背景をを構築し直す、というのは、なかなか大変な作業でした。自作を客観視するって、本当に難しいですねえ。
 何が難しいって、一言で言うと「情報の取捨選択」ですな。本編で蓄積された情報をどこまで切り捨てるか。あと、その出し方も。
 かなり頑張ったつもりですが、いかがでしょうか。本編を読んだ事の無い人が、何らかの違和感を感じる事が無ければよいのですが。


 スタッフの皆様、企画立ち上げ及び編集作業、本当にありがとうございました。
 これをお読みの皆様も、是非どうぞよろしくお願いいたしますv
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書籍

『リケジョの法則』表紙
『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版

電子書籍近刊

『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』表紙
『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』
¥550
発行:パブリッシングリンク

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