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夏にX《ついったー》で
#大切な人が眠り続ける呪いにかかりそれを解く条件が人を100人ころすことだとしたらうちの子はどうするというタグで遊んだ時の記録をまとめておきます。
オーリの例外事項について、「モウルのことを特別大切に思っているからではなく、モウルなら気にしないだろうと思っているからですね(要約)」とのリプライを受けて。
更に、「ウネン相手にどうしても実行しなければならない事態に陥ったら、業は全部自分で背負う覚悟ですね(要約)」とオーリへの信頼を寄せてくださいました。
別の方からはウルスとラグナに「そういうとこだぞ」的なコメントをいただきました。あと、オーリの重さwにも。
ちなみに、「呪われた当事者が喜ばないだろうから」枠のもう一人であるサンについては、相手をリーナに想定しての反応となっています。彼女の善なる部分に対する、圧倒的信頼感……。
他の人間がこの呪いにかかった場合、それが主君だったら「条件を粛々と実行する」、それ以外なら「良心が許さないから」かなあ。あ、でも、レイが相手だったら、「呪われた当事者にぶん殴られたくないから」という新項目が爆誕しそうな気がしますw
風土記系競作企画「調」 参加作「
切々と望む」についてのこぼれ話をまとめました。
同一世界を舞台としている「九十九の黎明」本編を読了した方は、なぜ暦が「わかりやすい」のか察してくださるのではないでしょうか……。
明記していませんでしたが、「切々と望む」の時は、ユールもユエトも23歳です。
帝国がルドスに大学校を設置したのかというと……
上で何度かでてきた「世界が繋がっている」という話ですが、これについてはカクヨムのコレクション機能を使って一部の物語をまとめています。
「遥けき大地の物語」
同一世界を舞台とする物語です。
それぞれ独立した話となっていますので、好きなものから好きなだけお読みください。
(小説の並びは時系列順になっています)
今回の「切々と望む」も異風祝参加作「渡座の祈り」も、この世界を時間軸で切り分けただけで、他の話の番外編やスピンオフにならないように書いたつもりです。このリストにある物語を全部読まなくても問題ありませんのでご安心ください。
特に「九十九の黎明」はかなり時期が離れているので、読まなくても大丈夫な話の筆頭です。"始まりの物語"ではあるのでちょっと視界は広がるかもしれませんが。あと、ルドスという名の由来もサラッと出てきます。気がついた人いるかな……?
以上、こぼれ話にお付き合いくださりありがとうございました!
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「切々と望む」「切々と望む」こぼれ話ツイートまとめ風土記系競作「調」 参加作品の感想
風土記系FT小説のリンク集「異世界風土記」さん主催の
風土記系競作企画「調」に短編を書きました。
帝国の役人と、二人のわけあり学生による、古代遺跡調査行です。
「とある土地に関する調査報告書、またはそれにまつわる物語」というテーマに合わせて、享楽的な歴オタと、どこまでも一途な生真面と、そんな二人の若者に振り回されているけど実はそこそこ切れ者、な三人が、東の辺境にある「果ての沙漠」へと旅をする物語です。
→
「切々と望む」サイト版 →
カクヨム版(サイト版と同じ)
→
なろう版(地の文と台詞の間等に適宜空行有り)
二年前の
風土記系競作企画「祝」に
「渡座の祈り」で参加した際にも書きましたが、
「風土記系FT」というのは、「異世界の気候や地勢、そこで暮らす人々の生活に社会のありさま、文化文物を味わえる物語」のことです(ちなみに「異世界風土記」は、「管理人のヌーさんが個人的に風土記系FTを集めたリンク集の名前」=「ヌーさんのサイト名」だそうです)。
今回のテーマが発表された五月、脳内ですぐに一名の既存キャラが「調査!? はいはい! 調査行きたい!!」って立候補してくれまして、「あー、もうネタが決まっちゃったなー、楽勝だなー」なんて思っていた、んです、が。
せっかくのテーマ創作なんだから、きちんとド真ん中を狙って「報告書」を書こう、って思って色々こねまわしているうちに、重要なことに気がつきました。この立候補してくれた奴、報告書を書かせたら普通に真面目でまともなものを持ってくるんですよ。こいつの真価は、書類の中じゃなくて普段の言動にある……。
で、それならば、報告書と実際の出来事とを織り交ぜて書こう、と思ったんですが、当たり前のように文字数が足りなくなりました。こんなのプロットの段階で解る。絶対足りない。無理。
仕方がないので、他のネタをちょこちょこ探してみたんですが、なんというか、出てきたものがどれもオチが弱いんですよ。
覆面8の時にはっきりと自覚したとおり、私は「オチがつかなければ落ち着かない」どころか「オチがなければ出力できない」不器用人間でして、「ネタが上手くまとまらない~~」と床の上をごろごろ転がりながら(比喩)四箇月、報告書形式にこだわるのをやめてみたら、一番最初に思いついたあいつの物語がなんとか一万字に押し込めそうだと気がついたのでした。企画の募集要項に「それ(報告書)にまつわる物語」とも書いてくださってますし! 単なる読み物でも、企画に並ぶご馳走の隅っこのパセリぐらいにはなれるかも!
予期せぬタスクだのなんだので執筆時間が取れなくて、この二週間むちゃくちゃ頑張りました。何とか間に合って本当に良かったです。
上の段で「既存キャラ」と書きましたが、この短編は既存作の番外編やスピンオフではありません。既存作に登場したキャラではありますが、なんだろう、町や山や川なんかと同じ、物語世界に付属する存在を使用した、と言えばいいのかな……。
カクヨムでは、コレクション機能を使って「
遥けき大地の物語」としてまとめていますが、同一世界を舞台としているだけで、それぞれが完全に独立した物語になっているのでした。
とはいえ、既存作をお読みの方は、「こいつはもしや」って思われるかもしれません。そのあたり、もう少し落ち着いたらこぼれ話として幾らか書き出してみたいと思います~。
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「切々と望む」「切々と望む」こぼれ話ツイートまとめ風土記系競作「調」 参加作品の感想
まとめておきます~。
パッと見、モウルとオーリのポジションを意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、モウルは人当たりはいいですが、一皮むけば、人の懐に入るのも人を懐に入れるのもかなり慎重な性格だと思います。対してオーリは無口だけど構い方が分からないだけで、相手から構ってもらうこと自体にはあまり抵抗がないのでした。
テオがほぼど真ん中の常識人だ、というリプに対して↓
このほかのマトリックスチャートは、以下にあります。
◆
創作関係の呟き:酒癖と流し素麺◆
創作関係の呟き:他人のために死ねるor殺せる 酒癖のやつは
テンプレートを自作したので、よかったら使ってみてください!
綿野さんからいただいた「紅玉摧かれ砂と為る」のイラストを、サイトに掲載いたしました!
身分制や社会情勢に、そして何よりも自らの感情に翻弄されるラグナとウルスの二人を、見事に描き出してくださいました。小説を既読の方なら、一目見た瞬間「だめ、とうとい……」ってなってしまうことだと思います。
未読の方も、二重にも三重にも重ねがけられた絵の魔法を味わいに、是非サイトにいらっしゃいませ。
→
頂き物 紅玉摧かれ砂と為る ラグナ或いはウルス 綿野さん、素敵なイラストをありがとうございました!!!
異世界ファンタジーを創作するに際して、サンドイッチやガッツポーズといった現実世界に由来する単語を使用することの是非がツイッタ上で物議を醸していたのを受けて、ちょっと呟いたことをまとめておきます。
奥沢一歩さん(『燦然のソウルスピナ』(
大判/
文庫版)発売中!)からいただいた引用コメントも、許可を得て一緒にまとめさせていただきました。
いやまあ最後の例(?)は、ある意味ネタみたいなものですが。
そして、選ぶ単語によって、文章はもとよりそこに描かれた登場人物についてのイメージまで変化してしまう、という実に見事な具体例が、奥沢さんによるこのツイート(上記の「ファンタジーに限らず現代物でも」のツイートへのコメント)です。
前者と後者とで、話者の人となりとかその場の状況とかがまるで違って感じられるのが、ホントすごい。
でもって、最初のツイでのバケツリレーうんぬんは、「
紅玉摧《くだ》かれ砂と為る」の「絡み合う糸 (2)」でのことでした。「バケツリレー」という単語を使わずにバケツリレーを描写するのが超面倒臭かったです。何度「もうココ『バケツリレーを開始した』でよくない?」と思ったことか。
でも「バケツリレー」って字面が強すぎて、そこで思いっきり意識が現実に引き戻されちゃうんですよね。皆で一丸となって火を消そうとしてる、ということをさらっと示したかっただけなのに。
ちなみに、実際の描写はこうなりました。
半鐘を聞いて駆けつけたのだろう、広場には、水桶を持った近所の人々が集まってきていた。坂を少しだけくだったところにある溜め池から水を運ぶべく、炎に向かって一列に並んでゆく。ラグナ達が列に加わるのとほぼ同時に、水の入った桶が、広場へと順に送られてきた。
まあ、要するに書き手としては、サンドイッチ伯爵の存在が気になる人は「干し肉を挟んだパン」と書けばいいし、ガッツ石松さんの顔がチラつく人は「感極まって両のこぶしを握り締めた」と書けばいいわけで、そして読む側に立った場合は、「自分とは若干センスが合わないな」と思いこそすれ、書き手に文句をつけるものではない、というあたりで落ち着く話なのではないかなー、と思っています。
そもそも仏教由来の言葉封じられたら、驚くほど沢山の単語が使えなくなるもんなー。どれが良くてどれが駄目とか、所詮は趣味とかセンスの話になっちゃうんですよ……。
お久しぶりのツイッタまとめです~。かなり時機を逸したものもありますが、キニシナイ。
今更ながらの「ポッキープリッツの日」ネタ。
そうそう、
九十九の黎明の登場人物人気投票なんかも作っていました。
現在ものんびり投票募集中。
京極夏彦『魍魎の匣』ネタがタイムラインに流れてきたのに乗っかって。
忙しくて三箇月間まとめるの放ってあったけど、その間たいして呟いていなかった……。うん、忙しかったからね……。
「読みやすい」というコメントを、文章が平板だとか表現の幅が少ないといったマイナス評価として捉える人がいる、という
冴吹さんのツイートを受けて。
↓音が出ます。ボリュームが大きめなため、下部のコントロールバーであらかじめ調節してからご視聴ください
体調が悪くて何もできなかった時に、スマホの「Animoto」というアプリを使って見よう見まねで作った動画です。
カクヨムコンの時に宣伝に使用する許可いただいたイラストを、使わせていただきました。皆さんありがとうございました!
ツイッタでの、「
あなたのお子さんは真っ裸で戦えるか。」というお題についての呟きのまとめです。
各物語におけるお風呂事情についても簡単に記しておきました~。
まずは、中世風世界の「
九十九の黎明」の三人。この世界では、庶民は余程裕福でない限りは共同浴場を利用するのが普通ですな。
次いで、近世風世界の「
黒の黄昏」から。平民でも、そこそこ余裕がある家なら浴室を持ってます。田舎はまだまだ共同浴場が主流という感じ。 黄昏外伝の「
炒り豆~」や「
紅玉~」からも。
最後は産業革命時代風世界の「
アル(中略)の帰郷」。都会も田舎も浴室のある家が増えてます。集合住宅でも共用の風呂場があるのが普通に。
一部の例外:
ウルス@紅玉「そもそも僕には、誰かに襲撃される理由なんて無いから……」
ウネン「こうなったら、もう、オーリ達と一緒に男湯に入るしか……(ぐるぐる目」
オーリ「落ち着け」
モウル「正気に戻って!」
うん孔明さんが、「
紅玉摧かれ砂と為る」の主人公、ラグナ殿下を描いてくださいました!! むっちゃ嬉しいですありがとうございます!
強い意志が感じられる眼差しも、やんごとなき麗しさも、見事なまでにラグナです。
少年と青年の挟間というこの年頃に特有の危うさまでもが、伝わってきます。
紅玉を未読の方も、是非サイトの
頂き物ページにおいでください! ほんと是非!
うん孔明さん、素敵なイラストをありがとうございました!!
書籍

『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版
電子書籍近刊

『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』
¥550
発行:パブリッシングリンク
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