未熟な甲虫の呟き

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ユーザータグ「月下の虜囚」の記事
2018/08/07
創作話] 創作関係の呟き:結びの一行、書き出しの一行 
2015/10/26
創作話] 創作関係の呟き:己の気に入ってる一文を晒す 
2013/01/24
サイト話] 改装しました 
2012/05/01
後書き] 「月下の虜囚」 

創作関係の呟き:結びの一行、書き出しの一行

 忙しくて三箇月間まとめるの放ってあったけど、その間たいして呟いていなかった……。うん、忙しかったからね……。

#自作小説の最後の1行を晒す

風に揺れる木々の向こう、青い空が、どこまでも広がっていた。(九十九)
天空高く舞う鷲が、名残を惜しむように一声を上げた。(黄昏)
ぬけるような青空のもと、二人はゆっくりと学び舎に向かって歩き続けた。(積木)

この、圧倒的「空END」率の高さよ。
posted at 2018/4/25 08:28:35
はい、と力強く頷く声が、風に乗ってどこまでも吹き渡っていった。(天穹)
ホノカの頭上で、ふくらみ始めた桜の蕾がさやさやと優しく揺れていた。(薄紅)
ラグナは外套の裾をひるがえすと、物見の丘をあとにした。(紅玉)
ありがとう、そんな声が聞こえたような気がした。(月下)

準・空END?
posted at 2018/4/25 08:33:03
たぶん、最後の最後にカメラを引くのが好きやねんな、私……。
posted at 2018/4/25 08:34:37

逆に、書き出しの一文はどうなってんだっけ、って見てみたら、台詞やモノローグで入るものが多かった。一気に物語を開始させよう、って頑張ってるんだろうな。あとは、動きを出したい、とか、そういう。(何故か他人事のように)
posted at 2018/4/25 23:54:19
書き出し、って実は苦手で、毎回物凄く悩んでる。
この辺りのはちょっと狙い過ぎたかな。気に入ってるんだけど。

級友が、死んだ。(かえりみち)
お土産の詰まった鞄を抱え、一年ぶりに故郷の駅に降り立ったアルノルド・サガフィ少尉を出迎えたのは、幾つもの銃口と王都警備隊の制服だった。(帰郷)
posted at 2018/4/26 00:01:05
情景から入るタイプので、気に入ってるのはここらへん。

網の目のごとく絡まる無数の枝が、天を掴もうとその梢を必死に広げている。(積木)
まったき闇の中、幽かに浮かび上がる下草の影を慎重に踏みしめ、男が歩いている。(月下)
posted at 2018/4/26 00:03:49
雰囲気出すぞ! って頑張ったのがこのへん。掴みが成功しているか否かは解らぬ。解ってたら最初っからそういうふうに書くよ!

タカウの家に白羽の矢が立ったのは、小粟の実が頭を垂れ始めたころだった。(林檎)
竜ならざるこの身にも、どうやら逆鱗というものは備わっているらしい。(紅玉)
posted at 2018/4/26 00:07:54

「読みやすい」というコメントを、文章が平板だとか表現の幅が少ないといったマイナス評価として捉える人がいる、という冴吹さんのツイートを受けて。
副詞をどこに置くか、読点をどこに打つか。言葉がまとう細かなニュアンスは勿論のこと、文字そのものが持つ雰囲気も文脈に合っているか。音読した時のリズムは悪くないか。何か違和感を覚えさせる箇所は無いか。「読みやすい」と言ってもらえたなら、頑張った甲斐があったってもんです。
posted at 2018/5/13 21:33:25
何か昨晩に格好つけたこと呟いてましたけど、推敲途中で気力が尽きて、「なんやココ微妙に言葉の座りが悪いような気がするんやけど、もうええわ」って投げてしまうことも(特に趣味の原稿の場合は)ままあるので、生暖かい目で見ていただければ嬉しいです。
posted at 2018/5/14 08:40:29
投稿サイトから自分のサイトに転載するとか、製本するとか、リア友が「今読んでるとこ」と宣言してきたとか、そういった機会に冷静な頭で読み返した時に、間違いなく当該個所で引っかかるので、腹括って根性入れて頭ひねり直して修正かけてます……。最初から頑張れよ自分。
posted at 2018/5/14 08:48:34
商業の場合、不思議なことに「もうええわ」箇所周辺って指摘が入ることが多くて、結果として「もうええわ」と全面対決することになるというね。指摘というのも、文章に違和感がある、といった技巧上のものよりも、内容に関してが殆どなので、たぶん、精度の悪い文章には限界があるってことなんだろう。
posted at 2018/5/14 09:05:11

#私の小説は太陽月星隕石のうちどれですか
私も聞いてみよう!
(なんとなくだけど、結果が見えているような気がしないでもないような気がしないでもない……)
posted at 2018/5/16 21:06:28
結果出てました! 一番が星で、次が太陽。共通項は核融合ですね!(待って

夜空にまたたく無数の星々……宇宙の広がりも感じます(*´ω`*) 投票におつきあいくださった皆さん、ありがとうございました! twitter.com/typ1/status/99…
posted at 2018/5/18 00:13:44

@sousakuTL 某さんの、色恋沙汰を仮に想定しての「モウルは積極的で受動的、オーリは消極的で能動的」という分析が言い得て妙で、ちょっと感動している。
posted at 2018/6/13 16:23:53
@sousakuTL オーリが「愛したい」で、モウルが「愛されたい」ってのも、なんか、こう、すごいな……。自分が与えられなかったものを与えたい。自分が与えられなかったから与えてほしい。どちらも代償行動ではあるわけだけど、この差が、なんとも言えぬ……。
posted at 2018/6/13 16:32:19
@sousakuTL メイン三人については、恋愛関係は未設定で、敢えて深く考えずに置いてあるけど、こんなふうに色々と分析していただけるの、本当に作者冥利……っていうか、物語冥利に尽きます、ありがとうございます。
posted at 2018/6/13 16:38:01
@sousakuTL そういえば、本編も後半に入ればウネンの保護者感が出てくる二人だけど、こいつら一々対応が不器用だよなあ、と思ってたの、オーリは「構いたいけど構い方が分からん」から当然として、モウルは「構ってほしくて構ってる」からアレな感じになってしまってるのでは、とか考えてしまった。
posted at 2018/6/13 17:38:30


↓音が出ます。ボリュームが大きめなため、下部のコントロールバーであらかじめ調節してからご視聴ください
地図屋の少女と、少女の師匠を追う腕利き剣士と切れ者魔術師との、禁じられた知識を巡る冒険譚
「九十九の黎明」ncode.syosetu.com/n2761cz/
――それは失われた知識をめぐる物語。そして「家族」を、それぞれの居場所を探す旅。少女と二人の青年が探索の果てに手にしたものとは。

posted at 2018/5/12 22:29:31
 体調が悪くて何もできなかった時に、スマホの「Animoto」というアプリを使って見よう見まねで作った動画です。
 カクヨムコンの時に宣伝に使用する許可いただいたイラストを、使わせていただきました。皆さんありがとうございました!
拍手
 

創作関係の呟き:己の気に入ってる一文を晒す

 ああー、また一ヶ月が経ってしまったー。
「九十九の黎明」の連載を開始したら、またブログも動くと思うのですが、それまではツイッタ転載記事で広告を消しておきますね。

ナノハさんから #好きな組合せを投下してタイプが気になる人を4人指名 という好きカプ暴露バトンをいただきました。
 
尊大と見せかけて実はヘタレな男×芯の強い女、
暴走系男×ツッコミ女、
感情を面に出さない男×感情を押し殺す女。
下二つは男女逆転アリで。
posted at 2015/8/28 22:01:33

昨日呟いてた高校生の時のぽえむ、一番古いやつをプライベッターに上げてみました。痛々しさも一周回って、もはや殆ど他人事ですが、やっぱちょっと恥ずかしいので、フォロワーさん限定公開です。さあ、黒歴史のお裾分けをどうぞw
「平穏」 privatter.net/p/1062048
posted at 2015/9/30 21:19:30
一字一句、原文ママです。タイトルは、大学生になってから変更した記憶がありますが、他は高校生の脳みそ冷凍保存です。「空を駆ける」とか、オマエそれ「翔ける」とちゃうん、と、時空を超えてツッコミを入れたい、ちょう入れたい。
posted at 2015/9/30 21:24:25

#字書きがふぁぼの数だけ己の気に入ってる一文を晒す
 眼下に迫る、灼熱の荒地。
 命の源である太陽の光も、ここではもはや凶器でしかない。容赦なく照りつける陽光は、彼の目を眩ませ、彼の身体を痛めつける。
 それでも、彼は行かなければならないのだ。この世界の来し方を探り、行く末へと続く道を明るく照らすために。(おかえり、はやぶさ)
posted at 2015/10/15 23:07:07
 初めて耳にするその旋律の、なんと禍々しいことか。恐怖のあまり、レイはロイから目を逸らすことができなかった。
 荒い呼吸に、血の滴るような声音が混ざる。
 空気が次第におぞましい色を孕んでくる。
 初めて感じるその「気配」は、底知れぬ闇の香りがした。(黒の黄昏)
posted at 2015/10/15 23:10:41
全然「一文」とちゃうやん、というツッコミは甘んじて受ける。
posted at 2015/10/15 23:12:29
 斜めに降り注ぐ日の光の中に、領主が歩みを進める。まばゆく照らされる足元に対比して、上半身が闇に沈んだ。まるで、暗黒をその身にまとうがごとく。
 マニの胸の奥に、何か冷たいざらざらしたものがせり上がってきた。これが恐怖というものだ、と、その刹那彼女は理解した。(天穹に詩う)
posted at 2015/10/15 23:17:00
 どうでもいいことに頭を突っ込みたがるお節介の行動パターンよりも、小さな子供を狙う変質者の行動パターンのほうが、世間ではより広く認知されている。小学生の女の子(しかも泣きじゃくっている)に声をかけている男子大学生(見るからに胡散臭そう)など、一発通報、即逮捕だろう。(RはリドルのR
posted at 2015/10/15 23:29:04
 煌々と輝く満月のもと、女が優雅に手招きをしている。白い指の一本一本が月の光をすくい上げるように蠢くほどに、剣士の足は主の意に反して、ぎくしゃくと前へと進む。
 口の中に広がる鉄錆の味は、噛み締めた唇から滲むものだろう。だが、痛みは全く感じられなかった。(月下の虜囚)
posted at 2015/10/15 23:36:07
 見通せぬ世界が怖いというのならば、見なければよい。見なければ、認識上それは存在しないのと同義になる。そう、全ては靄の中に。嫌なものも腹立たしいものも全て、ぼんやりとした薄幕の向こうに追いやってしまえばいい。
 ソファに腰掛けた朗は、眼鏡の位置を直して、薄く笑った。(相対する積木)
posted at 2015/10/15 23:45:38
 改まった口調が、ラグナの逆鱗をかき撫でる。途端に、ぞくりと身体中を駆け巡る震え。捌け口を見つけた怒りが、歓喜に席を譲り渡す。
 ラグナは、下目でフェリアを見下ろして、静かに問うた。
「なんとしてでも、と言ったか」
 フェリアが、おずおずと顔を上げた。(紅玉摧かれ砂と為る)
posted at 2015/10/15 23:48:53
 ただ事ならぬ声が響き渡り、僕は死ぬほど驚いて一歩後ろに飛びずさった。
「無事? なぁ、無事? 手ぇ入れた? 手ぇ、無事?」
 こてこての関西弁にも度肝を抜かれ、慌てて背後を振り返る。
 銀色の肌、大きな丸い目。
 そこには、絵にかいたような「宇宙人」がいた。(銀色の守護者)
posted at 2015/10/15 23:51:33
 風がおさまり、広場は静けさを取り戻した。
 降りそそぐ夏の日差しに、霜はゆっくりとその透明感を増さらせ、やがて雫となって、そこかしこで宝石のように輝き始める。
 と、まばゆい光の粒が、辺りにはらはらと舞い降りてきた。(真夏に降る雪)
posted at 2015/10/15 23:59:51
以上9つ。ふぁぼくださった方、ありがとうございました! 楽しかったです!
posted at 2015/10/16 00:03:22

人に見せる文章を書くのって、物語を創るのとはまたちょっと違った楽しさがあるなあ(*´ω`*)  と言いつつ、時々面倒臭くなって色々すっとばしたくなるのだが(せっかち)、そこでぐっと我慢すれば各段に仕上がりが良くなる、ということをこの数年で学んだので、耐えろGB。
posted at 2015/10/20 00:56:50

物語が固まった高揚感のせいか、油断すると文章が酔っ払う。読みやすく、を肝に銘じて、地道に頑張るー。あ、そうそう、キャラ化キャラは、七名全員すとんと収まるところに収まりました。組み上げてみると、なんだかストーリーありきでキャラを作ったみたいに見えてくるんだけれど、→
posted at 2015/10/21 00:54:53
→実は全然そういうわけじゃなくて、チェックポイントしか決まっていなかった山登りに、それぞれのキャラを連れて挑戦したら、「ここ通れるよ」とキャラが思いもかけないルートを見つけてくれて、無事山頂に到達した、てな感じなのでした。ん? 何を言っているのか自分でもよく分からなくなってきた。
posted at 2015/10/21 01:01:20
拍手
 

改装しました

 色々ありまして、サイトを改装いたしました。
 本日より、創作小説サイト「あわいを往く者」は、一部R15とさせていただきます。

 これにより、G倉庫と本館を統合することにしました。G倉庫にリンクしてくださっている方々には、お手数をおかけいたしますが、リンクの解除、もしくは、URLの変更をよろしくお願いいたします。(こちらで把握している方々には、のちほどご連絡差し上げるつもりです)

 改装にあたって、削除したコンテンツは、掲示板(絵板)だけです。

 掲載小説については……
「月下の虜囚」に、少しだけ手を加えました。
「黒の黄昏」をDIG版と差し替えました。一部のサーチエンジンには引き続き旧版で登録しております。改装以前にサイトで公開していた他の作品も、同様です。


 面倒で大変な作業でしたが、サイトを閉鎖するよりはずっといい、と、今は納得しています。

 色々ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦ください。
拍手
 

「月下の虜囚」

 実に半年振りの新作は、久々のR18、よって本館のみの更新となっております。

「月下の虜囚」
 文庫本換算18頁。
 異世界FT。森の奥、泉のほとりに夜な夜なあやかしが出るという。

 R20創作企画Risky Twenty参加作です。
 せっかくのR指定企画なんだからエロいのを書くぞ! と意気込んだはずが、何故か結局いつもどおりの「ミステリ的な何か」に落ち着いてしまいました。

 ぶっちゃけ、えろえろしいシーンだけなら、あまり苦労せずに書けるんですよ(言い切った
 ただ、その「エピソード」を上手く「物語」に仕立て上げる、組み上げる、のが難しくて。長編なら、その辺りの調整が楽なんですが、限られた文字数できちんとエピソードを料理するのが、苦手なんです。
 で、まあ、苦労した甲斐あって、「物語」としてはそこそこ上手くまとめられたんじゃないかな、と、自画自賛しています。ただ、ね、ちょっと小ぢんまりとまとめ過ぎたカナー、と。
 
 ていうか、今回、サイトに載せてる(本館のみ)「小説比較表」に、「ミステリ要素の有無」って項目を増やしてみたんだけど、なんか軒並み○がついてしまっているのは、一体どういうことなの。
 ついてないのは、バレンタインネタのやつと、積木シリーズだけという。でも、それらですら、どんでん返しとまではいかなくとも、あれこれスパイス効かせてるから……。ええ、どこまでもミステリ脳ですみません。
拍手
 
 

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書籍

『リケジョの法則』表紙
『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版

電子書籍近刊

『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』表紙
『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』
¥550
発行:パブリッシングリンク

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