ユーザータグ「九十九の黎明」の記事
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綿野さん作「シダル 信念の勇者と親愛なる偏奇な仲間達」(
カクヨム/
なろう)と、我が「九十九の黎明」(
カクヨム/
なろう)のコラボイラスト再び!! →前回は
こちら 今回はモウルと魔法使いという「警戒組」を描いてくださいました。
片やニコニコよそゆき笑顔で、片やにゃんこみたいに(可愛い)「しゃー」って(可愛い)互いに警戒しています。

モウルはよく喋るし社交的ではあるんですが、人と深く関わることに慣れてなくて、あの愛想の良さもある種の予防線を張っているようなところがあります。踏み込んで拒絶されるのが怖いし、踏み込まれるのが怖い、その結果のよそゆき笑顔ですよ。警戒心バシバシですよ。この絵の見事な解像度に全わたしが大喜びしています!!
一方、魔法使いは妖精とも呼ばれるエルフです。彼らは基本的に人間社会とは離れたところで生きていて、人と会話するようなことはまず滅多にないとのこと。神託で〈剣の仲間〉に選ばれたこの妖精さんは勇者達にはとても懐いているけれど、「人間、嫌い」なんて彼らにこぼしちゃうぐらいには人間と相対するのが苦手なんです。
ちなみに、魔法使いが仲間達をどう認識しているかを小説本文(第二部第一章)から引用すると――
勇者:狼みたい/毛の硬い、狼。ふさふさしていて、駆け回っていて……でも強い/犬の仲間だから……とても、素直
吟遊詩人:フェアリみたいだし、犬みたい……金色で、巻き毛の犬
神官:どんぐりの、精霊
賢者:森の暗いところに、棲む生きもの
――あまり人間と思ってなかった。
そんな魔法使いがモウルを前にしたら、そりゃあ「しゃー」ってなりますよ!(可愛い)
このイラストをいただいたあと、綿野さんから更に楽しいコメントをいただいたので、許可を得て引用しますね。
それに対する私のリプライ。
こうなると、ちょっと図解?してみたくなるじゃないですか。

たーのしーい!
綿野さん、素敵なイラストと山盛りの幸せをありがとうございました!!!
夏にX《ついったー》で
#大切な人が眠り続ける呪いにかかりそれを解く条件が人を100人ころすことだとしたらうちの子はどうするというタグで遊んだ時の記録をまとめておきます。
オーリの例外事項について、「モウルのことを特別大切に思っているからではなく、モウルなら気にしないだろうと思っているからですね(要約)」とのリプライを受けて。
更に、「ウネン相手にどうしても実行しなければならない事態に陥ったら、業は全部自分で背負う覚悟ですね(要約)」とオーリへの信頼を寄せてくださいました。
別の方からはウルスとラグナに「そういうとこだぞ」的なコメントをいただきました。あと、オーリの重さwにも。
ちなみに、「呪われた当事者が喜ばないだろうから」枠のもう一人であるサンについては、相手をリーナに想定しての反応となっています。彼女の善なる部分に対する、圧倒的信頼感……。
他の人間がこの呪いにかかった場合、それが主君だったら「条件を粛々と実行する」、それ以外なら「良心が許さないから」かなあ。あ、でも、レイが相手だったら、「呪われた当事者にぶん殴られたくないから」という新項目が爆誕しそうな気がしますw
11/10に行われた
イセカイフドキさんの創作小説ワンライ企画「風土記系ワンライ」
1日目の参加作です。
※ワンライとは、制限時間一時間でお題に沿った作品を書き、決められたタグで投稿するX《ついったー》上でのイベントです。
幾分寂れた町だった。目抜き通りに建つ宿屋にもかかわらず、客は彼らのほかにはいなかった。彼ら――失踪した恩師を探して旅をする少女と、その護衛の剣士と魔術師の三人組。
灯りの少ない薄暗い食堂、汚れが染み込んだ食卓で三人が食事を待っていると、奥から乱暴な足音が響いてきた。
三人の傍にやってきたのは、好戦的な目をした男だった。彼は剣士を値踏みするようにねめつけると、「裏の廃墟に住み着いたネズミを退治してくれないか」と言った。
男の後ろから宿の主人が、「私からもお願いします。あいつらのせいで、この町は滅茶苦茶になっちまった」と唇を噛む。
「ネズミ……って?」
少女が怪訝そうに眉をひそめた。
「心配しなくてもちびっ子には頼まねえよ、危ないからな。ぼろい廃墟だから魔術師の兄さんもやめておいたほうがいいだろ。剣士の兄ちゃん、あんたが頼りなんだ。俺達と一緒に、あの忌々しい奴らをやっつけてくれねえか」
報酬の少なさに眉を跳ね上げる魔術師を手で制し、剣士は静かに頷いた。あくまでも手伝いとなると、そこまで高額は望めないだろう。それに、宿代も食事代も男が払ってくれるとのことだ。
「早速で悪いが、決行は今夜だ。あとで迎えにくる」
*
約束どおり男は夜更けにやってきた。「頼んだぞ」と言う宿の主人に「任せとけお頭」と胸を張り、男は剣士を連れて宿を出ていった。
不安げに窓の外を見やった少女は月明かりの中に、剣士達と合流する数人の人影を認めた。その全員が覆面をしていることに気づいて、彼女は息を呑んだ。
「やっぱり『ネズミ』って本当のネズミじゃないんじゃ…」
傍に来た魔術師に、少女が囁く。魔術師もまた眉間に皺を寄せた。
「それどころか僕は、彼らこそが町を無茶苦茶にした賊そのものである可能性を考えている。盗人、密告屋、内通者……ネズミがどれを指すのかはわからないけど」
「助けに行かないと」
「オーリなら自分でなんとかするだろうさ」
魔術師はそう言うと、ちらりと背後を、宿の主人がいるほうを窺った。
「それよりも、ウネン、君は部屋に戻って中から戸締りをするんだ」
「モウルは?」
「僕はここで高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処するよ」
――結論から言うと、朝まで何も起こらなかった。
夜が明けて、剣士が昨晩の男とともに帰ってきた。二人とも全身埃まみれで、目元だけが薄っすらと汚れている。覆面の名残だ。
「本当にネズミ退治だったの?」
少女の声に男が顔をしかめる。
「ハァ? 俺ぁ確かにそう言っただろ?」
「なあ?」と男に問われて剣士も「ああ」と頷いた。
「この夏に野っ原の巣穴をあらかた潰せたから油断してしまってよ。まさかお役人のお屋敷跡に潜り込んでるとはな。アホほど殖えやがったところで芋だのなんだの食い荒らし始めやがってよ。お蔭で人間様は冬支度どころじゃなくなってさ」
「でも、あんな夜中に?」と魔術師。
「一度目の退治以来、昼間は出てこなくなってしまったんだよ」
「じゃあ、あの覆面は?」と、これは少女。
「毛だの乾いた糞だの吸い込みたかぁねえだろ?」
なるほど、と頷く少女の横で、魔術師がまだ腑に落ちない様子でしかめっ面をしている。
「でも、それならどうして僕にも手伝いを頼まなかったのさ? 人間相手の乱戦ならともかく、ネズミ退治なら入り組んだ場所でも僕の術はかなり役に立ったはずだ」
「あー、兄さんが風使いだってことはお頭に聞いてたけどよ、あの場所は綺麗好きには無理だと思ってよ」
「綺麗好き?」
「だって兄さん、そこの食卓の汚れ見て『うわぁ』って顔してただろ」
不覚、とばかりに唇を引き結ぶ魔術師に、宿の主人が「すみませんねえ」と頭を下げた。「いかんせん古い調度で、拭いてもとれないんですわ」
「なにせお頭のじいさんの代からあるからな」
男が得意げに胸を張る。
魔術師は「最後にもう一つだけ」と息を吐いた。
「なんで君はご主人のことを『お頭』って呼んでるの?」
「俺、ここの従業員なんだよ」
「いや、だから、なに、ここの方言?」
「『旦那』よりもなんか格好いいだろ」
肩を落とす魔術師の横で、そういうオチかー、と少女が苦笑した。
1時間で書けたのは途中の「*」までで、以降はあとから追加した分です。
使用したお題は「冬じたく」。
ワンライ初挑戦ゆえ勝手がわからず、公開にかかる手間を惜しんでX《ついったー》に直接投稿したら、1ポストごとの文字数調節にやたら苦労する羽目になりました。まさに本末転倒。普通にテキストをベタ打ちしたら、もう少したくさん書けたはず。
(投稿作業の時間はカウントしなくていいということなので、次の機会は執筆にきっちり1時間かけて、ブログに投稿→X《ついったー》に告知、で行こうと思います)
そんなわけで今作は、「通し番号や企画ハッシュタグを入れた上で、140字以内にキリよく収める」という縛りが生んだ文章なので、そのままの体裁でまとめることにしました。途中やたら空行が挿入されているのは、そういう理由です。
「ネズミを退治」じゃなくて「ネズミを始末」って書けばもっと物騒になった、ということにあとから気づきました……残念。
一夜明けて読み返した時に抱いた感想をラクガキしたので、ここに貼りつけておきますね。

あの台詞を聞いていたのがウネンだけで本当によかったね……。
今回の「風土記系ワンライ」
#ふどらい は全三回。次回は 11/18(土)なので、時間がある方は参加してみませんか。
風土記系FTが好きな人なら誰でもOK、一次創作の全年齢向け小説であればジャンル自由、なんなら風土記系FTでなくても構わないそうです。お題提供のみの参加も可能なので、皆さん、是非。
以下に主催さんのポストを貼っておきますので、詳しいことはそちらをご覧ください。
【関連記事一覧】
創作小説ワンライ企画「風土記系ワンライ」1日目参加作◆ネズミ退治創作小説ワンライ企画「風土記系ワンライ」2日目遅刻作◆秋深し創作小説ワンライ企画「風土記系ワンライ」3日目参加作◆正鵠
MACKさんにいただいた「九十九の黎明」(
カクヨム /
なろう)のイラストをサイトに掲載いたしました!
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頂き物 九十九の黎明 モウル すごく格好いいモウルです。我がキャラながら顔がいい……表情がいい……! 是非ともこの喜びを分かち合っていただけたら。
MACKさん、素敵なイラストをありがとうございました!
GWに
MACKさんからいただいた「九十九の黎明」(
カクヨム /
なろう)のイラストを、サイトに掲載いたしました。
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頂き物 九十九の黎明 モウル 得意げな表情のモウルです。とてもイイ顔です最高です。是非ともサイトに見に来てくださいませ!
MACKさん、素敵なイラストをありがとうございました!
一月に
ぽちさんにいただいていた「九十九の黎明」(
カクヨム /
なろう)のイラストを、サイトに掲載いたしました。
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頂き物 九十九の黎明 モウル 顔も良ければ手も最高なモウルです。忙しかったり体調崩したりで五か月近くも寝かせてしまってましたが、拝見するたびに大歓喜してしまう手フェチな私です。もう最高。
ぽちさん、素敵なイラストをありがとうございました!
去年12月の出来事なので今更と思われるかもしれませんが、
VTuberの夜見ベルノさんに「九十九の黎明」(
カクヨム /
なろう)を読書実況していただいたレポートです!
前回、ぷち実況枠で読んでくださった分の続きとなります。
12月からこっち、ホント忙しかったり体調崩したりでブログ書く精神的余裕が全然なかったからね……でも、ツイッタはログが流れていってしまいますし、そもそもツイッタしておられない方にも是非お知らせしたくてね……どうか広い心でお付き合いくださいませ。
ベルノさんに読書実況していただいたのは今回で四回目です。記事に新しく「読書実況」のタグを設定したので、過去の記録は上部メニューバーの「小説別アーカイブ」(これがタグ一覧表示になっています)か、記事末尾の「▸読書実況」でご覧になれます。
◆
【読書実況・積読崩し】 九十九の黎明【 Mi→RiSE / #夜見ベルノ】 前回は「謎の囁き」を読んでくださったので、今回は2ページ目の「秘伝の書」からです。
赤い瓦というのは、ベルノさん自身が仰ったように
いわゆる西洋瓦というやつですね。
殴るという愛情表現w 「殴るわよ」なんて言ってますが、せいぜい後ろ頭をペシンとはたくぐらいで、シモンも「ありがとうございます」ってヘキは持っていないので、ご安心?くださいww
初登場、
ミロシュの貫禄ある声!
そして
イケボのオーリ再び! そう、正確な地図は軍事機密になってしまうんですよね。
「驚いた顔はできるんだ」……ここの声音というか声の調子が最高でしたw
そのあとの
「三日間も……」のあとの察しの良さ…… (*´艸`*)
ベルノさんもリスナーさんも見事に伏線を、それも回収時に「あの時のアレは!」となるというよりも再読してやっと「これは!」と気づくレベルのものを気にしておられて驚きました。思わせぶりなネタに関しても、ものすごく鋭いコメントをされていて、読解の精度の高さにただひたすらに感服します。
何人かの方が楽しみにしてくださっていた「胡散臭い魔術師」の登場は、残念ながら時間切れとなってしまいましたが、かの人物の勿体ぶった性格にぴったりというか、オチ要員の面目躍如というか、どこまでも美味しいキャラだな、なんて思いましたね。
いやもう本当にとても楽しい時間を過ごさせていただきました。ベルノさん、ありがとうございました!
鳩白さんから、去年にいただいていた「九十九の黎明」のイラストをサイトに掲載いたしました! 三箇月も経ってしまったけれど、じっくり寝かせた喜びを皆さんにも見ていただきたい……!
→
頂き物 九十九の黎明 ぐんにゃりモウル ぐんにゃり。そう、魔術の使い過ぎでぐんにゃりとなってしまったモウルです。ぐるぐるおめめが可愛いくて最高です。普段よそゆき笑顔なんてふりまいているから、こういうお顔が〈映え〉るんですよ!
鳩白さん、素敵なイラストをありがとうございました!
綿野さんに去年の11月にいただいた「
九十九の黎明」のイラストをサイトに掲載いたしました。
随分遅くなってしまったけど、この気持ちをきちんと記しておきたくて。ワッショイ語らせていただきましたよ!
夜空の下で微笑むヘレーです。この表情が、ほんとすごい。見ているだけで胸を打たれます。
是非サイトに見にいらしてください。
→
頂き物 九十九の黎明 ヘレー 綿野さん、素敵なイラストをありがとうございました!
昨年末からの創作呟きをまとめましたー。
あとから振り返ると、別に壁打ちツイしなくても普通に呟いたらええやん、って思うんだけど。壁打ち使う基準が自分でもよくわからんな……。
書籍

『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版
電子書籍近刊

『工作研究部の推理ノート 七不思議を探せ』
¥550
発行:パブリッシングリンク
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