未熟な甲虫の呟き

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2020/09/12
君(中世ヨーロッパの城にある屋上のデコボコ)の名は。 
2020/09/05
大切なのは字面と雰囲気 
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九十九ネタのツイまとめ5 
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イラストをいただきました 
2020/08/12
漫画をいただきました 

君(中世ヨーロッパの城にある屋上のデコボコ)の名は。

 覚書を兼ねて。

 中世ヨーロッパの城塞といえば、塔の屋上や城壁のてっぺんにある、凸凹型のシルエットが特徴的です。
 ファンタジー小説を書くにあたって、中世ヨーロッパ風の城塞で登場人物達に戦闘や冒険をさせようとした時、あのデコボコをどう書き表したらいいのか悩むじゃないですか。
「凸部」や「凹部」でもいいといえばいいんですが、「凸」も「凹」も漢字の字面が強くて文章の雰囲気に合わない場合もあるし、きちんとした名称があるのならそれを使いたい。

 せっかくなので以前調べたことをまとめておくことにします。

◆凸凹の壁
 これは鋸壁《きょへき》といいます。子供の頃に何かの本で「のこぎりかべ」って読んでいたけれど、これはルビがあったのか勝手に自分でそう読んでしまっていたのか分かりません。漢字で書けば一緒だし、小説に登場させる分には気にしないことにしてます。

◆凸部
 マール社発行の『中世ヨーロッパの城塞』には「メルロンと呼ばれる小壁体」(p.33)とあります。
 英語版ウィキペディアによると、メルロンという言葉は、ラテン語のメルガ(熊手)が由来のイタリア語のメルローン(古い要塞の城壁にある大砲を保護するための厚い石積みの避難所)から更に変化したフランス語、だそうです。ちなみに英語だと「マーロン」と読むようです。

◆凹部
 これがちょっとややこしい。メルロンの時と同じ『中世ヨーロッパの城塞』から少し引用します。
 胸壁とは築城の上部のことである。通常、胸壁には敵の投射から城兵を守るためにクレノ―が設けられた。(中略)クレノ―付き胸壁はアンブラジュールと呼ばれる開口部とメルロンと呼ばれる小壁体の連続からなっている。(p.33)
 ということは、凹部はアンブラジュールというのだろう、と思ったら。p.35にある図解では凹部にクレノ―と書いてある。
 しかも、辞書で調べるとクレノ―(créneau)はフランス語で「隙間、狭間、細長い開口部、窓」という意味だそう。ちなみに英語だとクレネル(crenel)。
 私はフランス語は字母すらまともに読めないため、英語版ウィキペディアでクレネルを調べたら、Embrasureにリダイレクトされました。曰く、エンブラジャーという言葉はフランス語(アンブラジュール)が由来の、クレネルと呼ばれる開口部、とのこと。
 どうやら、大雑把にいうと クレノー=アンブラジュール のようです。しかしわざわざ二つの言葉が存在するということは、両者には何か厳密な定義の違いがあって使い分けているのかもしれません。それとも、単に同じ意味の単語を雰囲気で言い換えているだけなのでしょうか。このあたり、もっと専門的な資料を探せば答えが出るのかもしれませんが、小説を書く時間がなくなってしまうので、残念ながらここで切り上げておくことにしました。誰かご存じの方、いらっしゃったら是非教えてください。

◆まとめ
→ 凸凹の壁=鋸壁
→ 凸部=メルロン(仏)=マーロン(英)
     =小壁体
→ 凹部=クレノー(仏)=クレネル(英)
     =アンブラジュール(仏)=エンブラジャー(英)
     =隙間、狭間、開口部、窓


 で。ここから個人的な好みの話になるのですが。
 以上のことを調べた上で私は小説を書くに際して、メルロンもクレノーもアンブラジュールも使いませんでした。馴染みのないカタカナ語って、パッと見た時に人名や地名と混同されそうだな、と思って。ていうか、私なら混乱するわ。「メルロン、誰よ?」って。
 初出時に情景描写や説明と共に名称を記しておけば、以降は「メルロン」「クレノー」といったふうに一単語で記述できるのはとても便利なんですが、いかんせん素人には字面と対象物のイメージがなかなか一致しない。

 そんなわけで私は、日本語訳である「小壁体」と「矢狭間」を小説本文において使用しました。
 実際の文章はこんな感じ。
塔の屋上は、壁が大人の腰までの高さしかない矢狭間と、大人が頭まで隠れることのできる小壁体の、でこぼことした繰り返しでぐるりを囲まれていた。
 漢字ならば、知らない単語でも大雑把に意味を掴むことができるじゃないですか。「たぶん壁の一種なんやな」とか「この開口部から矢を射るんやな」とか、深く考えずにスーッと読み通してもらおうという作戦です。だって、この場面での主題は登場人物達の行動であって、鋸壁そのものではなかったので。

 クレノーを「矢狭間」と訳したことについては、少しばかり説明を付け加えておきます。上の写真にあるように、小壁体に切られた細長いスリットこそが「矢狭間」と呼ばれるべきものなのですが、私の小説に登場する城の小壁体にはそういう細工がほどこされていない設定なことと、「隙間」も「狭間」も「開口部」も普遍的な性質が強すぎてこの場面にはそぐわないような気がしたことから、敢えて「矢狭間」を選びました。前述のとおり「この開口部から矢を射るのだ」と、そして、「この開口部に立てば矢の的になるのだ」とイメージしてほしかったからです。


 とはいえ、そもそも物語において、鋸壁の凸部や凹部がそれぞれ重要な役目を担っているのでなければ、各部名称をいちいち書き表す必要はない、とも思っています。
 

大切なのは字面と雰囲気

 異世界ファンタジーを創作するに際して、サンドイッチやガッツポーズといった現実世界に由来する単語を使用することの是非がツイッタ上で物議を醸していたのを受けて、ちょっと呟いたことをまとめておきます。
 奥沢一歩さん(『燦然のソウルスピナ』(大判/文庫版)発売中!)からいただいた引用コメントも、許可を得て一緒にまとめさせていただきました。

現実世界に立脚する用語や慣用句を異世界ファンタジーに登場させることについて、私は「異世界の出来事を現代日本語訳しているんだ」派です、が、言葉の字面や雰囲気は物語に合わせて選びたいと思っています。近世風世界で悲劇を描く際に火事の場面で「バケツリレー」って単語は使いたくないな、とか。
posted at 2020/7/15 22:31:15
だって、バケツリレーって聞くと、プラスチック製の青いバケツが頭の中にポップアップするんですよ……私だけかもしれませんが………。
posted at 2020/7/15 22:45:00
ていうかファンタジーに限らず現代物でも雰囲気に合わせて単語を選ぶしなあ。「炭酸水の泡が弾けるように」「麦酒の泡が(以下略」「蟹のあぶくが(以下略」「腐臭漂う沼のみなもが(以下略」
炭酸水にしても、炭酸飲料、ソーダ、ソーダ水、サイダー、と、場面にベストマッチな言葉を探すわけで。
posted at 2020/7/15 22:45:45
だから、物語の雰囲気や字面に違和感がなければ、好きな単語を使えばいいんじゃないですかね……。
posted at 2020/7/15 22:51:00
昔、戦国BASARAってゲームで伊達政宗が「独眼竜は伊達じゃねえ!」って言った時、「伊達」って単語の由来うんぬんよりも、「お前は『伊達(人名)』だろう!」ってツッコミ入れてたもんなあ。あの世界観なら、別に伊達政宗当人が「伊達」って言っても全然アリだと思う。※個人の感想です
posted at 2020/7/15 22:53:52
 いやまあ最後の例(?)は、ある意味ネタみたいなものですが。

 そして、選ぶ単語によって、文章はもとよりそこに描かれた登場人物についてのイメージまで変化してしまう、という実に見事な具体例が、奥沢さんによるこのツイート(上記の「ファンタジーに限らず現代物でも」のツイートへのコメント)です。
これはわかるなあ。バーの場面でカクテルの製法説明するとき「リキュールを注いで、その上からソーダでフルアップ。軽くステアして最後にレモンピールを散らします」ってやるもんなあ。

「お酒を入れて、炭酸水をいっぱいまで注いで、軽く混ぜてレモンの皮を散らします」ではやはりキレが悪いし。
twitter.com/typ1/status/12…
posted at 2020/7/16 7:43
 前者と後者とで、話者の人となりとかその場の状況とかがまるで違って感じられるのが、ホントすごい。

 でもって、最初のツイでのバケツリレーうんぬんは、「紅玉摧《くだ》かれ砂と為る」の「絡み合う糸 (2)」でのことでした。「バケツリレー」という単語を使わずにバケツリレーを描写するのが超面倒臭かったです。何度「もうココ『バケツリレーを開始した』でよくない?」と思ったことか。
 でも「バケツリレー」って字面が強すぎて、そこで思いっきり意識が現実に引き戻されちゃうんですよね。皆で一丸となって火を消そうとしてる、ということをさらっと示したかっただけなのに。
 ちなみに、実際の描写はこうなりました。
 半鐘を聞いて駆けつけたのだろう、広場には、水桶を持った近所の人々が集まってきていた。坂を少しだけくだったところにある溜め池から水を運ぶべく、炎に向かって一列に並んでゆく。ラグナ達が列に加わるのとほぼ同時に、水の入った桶が、広場へと順に送られてきた。

 まあ、要するに書き手としては、サンドイッチ伯爵の存在が気になる人は「干し肉を挟んだパン」と書けばいいし、ガッツ石松さんの顔がチラつく人は「感極まって両のこぶしを握り締めた」と書けばいいわけで、そして読む側に立った場合は、「自分とは若干センスが合わないな」と思いこそすれ、書き手に文句をつけるものではない、というあたりで落ち着く話なのではないかなー、と思っています。
 そもそも仏教由来の言葉封じられたら、驚くほど沢山の単語が使えなくなるもんなー。どれが良くてどれが駄目とか、所詮は趣味とかセンスの話になっちゃうんですよ……。
 

九十九ネタのツイまとめ5

うわー!!!!ありがとうございます!ありがとうございます!!! ネット小説リンク集「異世界風土記」の管理人ヌーさんが、「九十九の黎明」のご感想を °˖✧実況✧˖° してくださいました!! ものすごく嬉しいです幸せです!!
twitter.com/fudokift/status/12…
posted at 2020/6/20 10:19:55
「異世界風土記」とは、異世界の気候や地勢、そこで暮らす人々の生活に社会のありさま、文化文物を味わえるファンタジー小説を集めたリンク集です。

異世界風土記
風土記系FTまとめ

 なんと、どなたかが「#風土記系FT」として「九十九の黎明」を情報提供してくださったとのこと。ありがとうございます、光栄です!! 鋭い考察や楽しいツッコミがホント最高ですので、九十九既読の方は是非とも上のツイート内のリンクからスレッドをご覧ください。ああ幸せ。
 嬉しがりの私は、ヌーさんのご感想に合わせてここぞとばかりに自作語りを展開させております。これらもそのうちブログにまとめようと思っています。

身長比較したったー
https://hikaku-sitatter.com/
早速やってみるよね……(˘ω˘)
ビジネスマンになってるモウルwお前本当に美味しいな(ネタ的な意味で)。さりげなくオーリの名前が見切れているのもポイント高いです(やはりネタ的な意味で)。

posted at 2020/5/30 10:00:14

澤ノ倉クナリさんが!九十九の黎明のワンシーンを!漫画にしてくださいました!!!!!ありがとうございます!!!!
ちょっとまだ興奮冷めなくて語彙がアレなんですが、モウルの存在感とかウネンの可愛さとかオーリのプロ(プロ??)にしかわからない微かな笑みとかホント最高なので見てください!
twitter.com/sawanokurakuna…
posted at 2020/7/11 22:27:17
 この↑「オーリのプロ」という謎ワードからの、お約束のフレーズ↓
@xxxxxx ナレーター「オーリのプロの朝は早い。まだ夜が明けきらぬ前から、オーリが朝の鍛練を始めるからだ。
『まぁ、好きで始めた仕事ですから』
今年でオーリ歴○年のプロは、そうはにかんだような笑みを浮かべた」
posted at 2020/7/13 09:07:38

Picrewの「なさや式CPメーカー」でつくったよ! picrew.me/share?cd=awyK8… #Picrew #なさや式CPメーカー
フォロワーさんとこの某姉妹がすごく尊かったので、九十九のウネンとイレナでやってみました! 可愛い!

posted at 2020/7/21 07:50:09
 なさやさんのツイッタアカウントはこちら

『3人組(友達、タレント、アニメキャラなど)で良好な関係が築けている場合、必ずcool、cute、passionのいずれかの役割をそれぞれが満たしている。らしい』 というやつをウネン達で考えようと思ったんだけど、微妙に難しくない????
posted at 2020/7/21 18:09:36
「cuteは確定してるとして、coolは僕かな」
「passionが俺か?」
「僕がpassionだとでも?」
「オーリやモウルよりもぼくが一番passionっぽくない?(ささやかな抵抗」
「オーリがcuteだって言うのかい?」
「お前がcoolだと決まったわけじゃないだろう」
「ぼくにいい考えがあるよ!くじで決めよう」
posted at 2020/7/21 18:10:45
別にウネンはcuteと言われるのが嫌だというわけではなくて……

「ぼくだって、もう一年……いや二年……三年もしたら、もっと背が伸びるので!!!」

……だそうですw
posted at 2020/7/21 18:25:18
 真面目な話、passion枠はウネンだと思うんですよ。でも、確かに cute枠はウネンしか当てはまらなさそうだし。
 オーリかモウルのどちらかが passion に溢れてたらすんなり決まるんだろうけど、あいつら揃いも揃って淡々としてるもんなあ……。かといって、cool かと言えばちょっと首をかしげたくなる時もあるし。
 

イラストをいただきました

 守分結さんが、マイナビ出版ファン文庫Tears『電車であった泣ける話』収録の「その時、その場所で」のイメージイラストを描いてくださいました!!!

 もうね、鮮やかな夕日が本当に胸に迫ってきてね、拝見するたびにジーンとなります……。
 既読の方は勿論ですが、未読の方もぜひご覧ください! この感動を分かち合ってほしい……。

 →頂き物 「その時、その場所で」あの一瞬

 守分さん、素敵なイラストをありがとうございました!
 

漫画をいただきました

 マイナビ出版ファン文庫『黒手毬珈琲館に灯はともる』他、『書店であった泣ける話』といった短編集にも幾つも寄稿しておられる澤ノ倉クナリさん(エブリスタ/小説家になろう)が、なんと、「九十九の黎明」のワンシーンを漫画にしてくださいました!

 ウネンは可愛いし、オーリはカッコイイし、モウルの存在感半端ないし、何より小説の内容をとても細かいところまで拾ってくださっています。既読の方は勿論ですが未読の方も是非サイトにおいでください!!
 →頂き物 九十九の黎明 第一章「雀の眼」より

 澤ノ倉さん、素敵な漫画をありがとうございました!
 

創作関係の呟き:現代ものにおける年月日の扱いについて

 あれやこれや忙しくて後回しにしていましたが、久々に創作関係のツイートまとめ、です。

ファン文庫編集部さん宛に年賀状をくださった方、ありがとうございました! とても、とても励みになります!!
本日、お礼の年賀掌編&番外編小冊子をお送りいたしました。編集部経由でお届けしますので、今しばらくお待ちください
posted at 2020/1/16 21:42:27
年賀状へのお礼掌編はこんな感じです~。左のがリケジョの法則で、右のが九十九の黎明です。双方ともに書き下ろし。この画像ではテキスト部分にモザイクをかけてます。ハガキ一枚に収まるよう文字数を調節するのにちょっと苦労しました。

posted at 2020/1/16 22:29:29
 これら二篇については、一年ぐらい経って私が忘れずにいたらサイトかどこかで公開しようとは思っています。

製本版九十九は頒布の手間と費用を限界まで抑えた仕様のため、カバーが必要な方は各自で印刷してください☆というセルフサービス方式なのでした。すまぬ。 カバーも一枚からオンデマ販売できるサービスがあればよいのですが。(いかがでしょう製本直送さん)
カバー画像置き場
greenbeetle.xii.jp/works/reimei/book…
posted at 2020/4/12 14:55:50
製本版をお持ちで手作り感満載コーティングカバーを希望される方は、私とリアルでエンカウント(ファンレター含む)した際に差し上げますので遠慮なくお申しつけください。
って、これ今思いついた話ですので、今までにお会いした(やり取りがあった)方をスルーしてたわけじゃないですすみません。
posted at 2020/4/12 15:03:10
 手作り感満載コーティングカバー、とは、ネットプリントした上記カバーを、図書館でも使用している本用保護フィルムで防水加工したものです。リアルでお会いする機会があったり出版社宛てにお手紙くださったりした方に嬉しがってプレゼントいたしますね。(製本版をお持ちでない方にお渡ししても意味がないので、「持ってまーす!」と教えていただかねばなりませんが)

#私を読書沼に落とした小説10選
地底の探検/ヴェルヌ
十五少年漂流記/〃
ウは宇宙船のウ/ブラッドベリ
シャーロックホームズ/ドイル
少年探偵団/乱歩
マガーク探偵団/ヒルディック
そして誰もいなくなった/クリスティ
ドランゴンランス/ワイス&ヒックマン
十角館の殺人/綾辻行人
十二国記/小野不由美
posted at 2020/1/20 09:00:50
ヴェルヌで小説の楽しみに目覚め、ウは宇宙船のウでSFを、ホームズで推理小説を、マガークで児童書を、ポプラ社の乱歩全集でシリーズを追う喜びを知った。そして誰もいなくなったで本を買うことを覚え、ドランゴンランスでFTに、十角館で国産ミステリに、十二国記で国産FTにも食指を伸ばし、今に至る。
posted at 2020/1/20 22:29:48
中1の時にハヤカワ文庫の「そして誰もいなくなった」を小遣いで買うまでは、全面的に学校の図書館のお世話になってました。
posted at 2020/1/20 22:32:01

自主企画「今は一次選考が精一杯」参加作品リスト - カクヨム kakuyomu.jp/works/11773540…
この自主企画に「アルノルド・サガフィの帰郷」で参加していたのですが、企画主さんがまとめにて紹介してくださいました。ありがとうございました!
posted at 2020/3/1 14:53:55
(賞が書籍化のコンテストにて、文字数が少ないのは加筆するとしても、そもそも物語の肝であるアレを伏せたままでどうやって商品化するのか。アレを明らかにしなければ売ることができないだろうに、アレを明らかにすると売りが半減するという面倒くさい構造で、よく一次選考を通過したなあと思います)
posted at 2020/3/1 14:55:34

「充分」があて字なのは知ってるけど、たとえ一瞬でも「十分(じゅっぷん)」と誤読されたくないから、「充分」と書くようにしてます。
posted at 2020/4/23 09:20:15

@sousakuTL 今まで現代ものは月日は設定しても年は適当にぼかしていたんだが(そのうち古くなってしまうだろうけど、せめて数年は読んでいる人の「今」と作中時間を重ねてもらいたかった)、コロナ禍のせいで今回2019年の出来事だと明言したら、月齢やら天気やら調べなきゃならなくなって地味に面倒。
posted at 2020/5/23 22:27:31
@sousakuTL シナリオは最後まできちんとできているので、あとはこれを「小説」にするだけなんだけど、これがなかなか簡単ではなくて、ジタバタしてます……。ヾ(:3ノシヾ)ノシ
posted at 2020/5/24 21:41:55
 ……と、まあ、亀の歩みではありますが、何かしら細々と書いてます(近況報告)
@sousakuTL だめだ、描写じゃなくて説明になってしまってる……なんとかせねば……。
posted at 2020/6/6 22:55:20
でも、描写せずに説明でシュッと流してしまったほうがいい場合もあるんだよなあ……_(:3」∠)_
posted at 2020/6/6 22:58:01
 進捗などを壁打ちアカウント宛てに呟いているのは、単に私が明るい戸外に弱いというだけなので、リプライ等々自由に投げてくださって構いませんので~。

 

朗読していただきました

 カクヨムでの自主企画繋がりで、適当人間さんが「楽園の手」を朗読してくださいました!
 朗読動画を上げてくださった四月にツイッタではお知らせしていたんですが、色々忙しくてブログでのご紹介が遅くなってしまいました。

【朗読】楽園の手【怖い話】

 音声という情報が加わると、こんなにも世界が広がるんですね。読み上げる雰囲気も合っていて、自分が書いた物語なのにぞわぞわしながら聞きました。冒頭近くの「小さくて可愛い子供の手だ」で心が鷲掴みにされましたよ……。
 BGMのほか、ちょっとしたエフェクトも入れてくださってて、文字だけではなしえない感情のうねりを覚えました。
 新たな世界を、感動をありがとうございました!

 適当人間さんは他にも沢山の朗読作品をYouTubeにアップロードしておられますので、是非訪れてみてください。
適当人間朗読用


【関連記事一覧】
朗読していただきました:「黒の黄昏」
朗読&紹介していただきました:「空へ」
 

テーブルトークRPGの記録(ウナギ)

 今年の二月に参加したTRPGの記録を、振り返りやすいように記事にまとめました。

『燦然のソウルスピナ』(大判/文庫版)の作者、奥沢一歩さん蕗ノ下まほそさんのお宅にお呼ばれしてのTRPGは、この二月のセッションが三回目。

 一回目については、「オリジナルTRPG「システムアヴァロン」プレイ記」の「第二幕◆朴念仁、騎士になる」にまとめてあります。
 二回目が、当ブログの「テーブルトークRPGリプレイご紹介」でご紹介した狼子さんの「ソードワールドTRPGリプレイ ~狼少年はさかまく螺旋の少女に出会う~」。

 そして以下が三回目についてのツイートまとめとなります。

昨日はまたしても奥沢一歩さん @o_tobisuke まほそさん @mahoso_fuki のお招きでTRPGを遊んでまいりました。GM(ゲームマスター)は室木さん @shiba7muroki12 、PL(プレイヤー)は奥沢さんご夫妻と狼子さん @yoshi_roushi と私の4人。
シナリオの主題は「ウナギ大量発生の原因を見つけ、討伐する」
posted at 2020/2/2 12:21:08
事前にGMから提示された情報は、以下のとおり。

>NPC(ノンプレイヤーキャラクター)【ウナギ】
>突如として川に大量発生した。

そのあまりにも美味しいインパクトに、まず奥沢さんのスイッチが入る。
「オレの故郷はウナギに滅ぼされた」
ウナギスレイヤーの誕生である。
o_tobisuke奥沢 一歩@燦然のソウルスピナ発売中 @o_tobisuke
提示されたシナリオの最重要キーワードが「ウナギ」でしたので、ボクは全力を投じてスーパーヒーロー「ウナギスレイヤー」を作り上げました。

ウナギスレイヤーは神の声を聞いて覚醒したウナギと戦うスレイヤーです(く、くるっている!
posted at 2020/2/2 09:34
posted at 2020/2/2 12:23:33
ウナスレ(ウナギスレイヤー)が独走態勢に入る横で、まほそさんがウナギならぬウサギ(タビットという見た目ウサギな種族がいる)の賢者、狼子さんが故郷の村を焼かれ移住先を求めてウナギの大群に出会ったエルフ、と案を固めていく。さて私はどんなキャラをしようかな、というところで、
posted at 2020/2/2 12:24:36
色々あってウナスレに対抗(?)する感じで、ウナギプリンセス、ウナプリ、というワードが爆誕。このインパクトは捨てがたいが、ヒロイン枠になるかもしれない女性キャラはロールプレイがしんどそうだ。
わし「じゃあ、ウナプリやります。プリンセスではなくてプリンスのほうで! 種族は人間ですけど」
posted at 2020/2/2 12:28:23

 
 ウナプリ近影。イッケメェンなキャラ造形を目指しました。

ウナプリ「先祖伝来の盾に刻まれているこの紋章……これはウナギ!」
ウナスレ「オレはウナギを憎む。ウナギ絶許」
ウナプリ「ウナギは我が家とは浅からぬ縁がある存在ゆえ、非道は許さぬ」
……とカオス極まりない事前準備を経て、当日のダイジェストが以下のスレッドです↓
shiba7muroki12室木 柴 @shiba7muroki12
ソウルスピナセッションはじめるぞー!^_^
posted at 2020/2/1 11:16
posted at 2020/2/2 12:30:36

 というわけで、以下、室木さんがゲーム当日に呟いたダイジェストを交えて当日の様子を振り返ります。
(見やすいように、一部引用リツイートを省略していますが、ツイート内容そのものには手を加えておりません)


(1)GB(PC:アルフレート)
領主の息子であるアルフレート。
数代前、領地が飢饉になった時、領主は思った。
「穀物がダメなら水産物を食べればいいじゃない!」
そういう経緯でそれまで主食でなかったウナギを食べるようになり、土地は救われた。
しかし突如大量発生したウナギにより生態系の危機に
posted at 2020/2/1 11:19
彼は父親に送り出され、従者のビルとともにウナギ大量発生の旅に出るのだった。
posted at 2020/2/1 11:20

(2)狼子(PC:ディアレット)
故郷の村を焼かれたエルフのディアレット。放浪の末見つけた新天地であったが、そこにはウナギが溢れていた...
一族の提案によりウナギを虐殺し、食べまくるエルフであったがウナギはまだまだ出てくる。
まずい!原因を突き止めねば!
ウナギの出る川を遡るとアルフに出会う
posted at 2020/2/1 11:27

(3)まほそ(PC:レプレ)
「ウナギについて探索していたら、こんなところに辿り着いてしまった!」
長年のウナギ研究者としての経験、タビットの危険察知能力の囁きに従い、土を掘っていたレプレ。
その果てに未知の金属の扉を見つけ、アンロックで鍵を外し、侵入する。
そこには培養ポッドに入った
posted at 2020/2/1 11:39
ウナギの稚魚が!
今まで見たことのない生命に衝撃を受けたレプレは暗く目を光らせる。
「素晴らしい!この施設を是非とも我が物に...」
posted at 2020/2/1 11:39

(4)トビスケ(PC:ソルス)
ウナギ虐殺により脂と血に塗れたディアレット。身を清めようと湖に入った時、横から風のように騎士?が現れる!
「危険だ!」
両手に備えた槍をひたすら湖に突き刺す騎士。
その穂先には大量にウナギが!
「ダメだ、ここも汚染されている!」
必死にウナギを取る騎士!
posted at 2020/2/1 11:42

【ウナスレ登場シーン詳細】

 奥沢(トビスケ)さん「ウナギの返り血や汚れを落とすため水浴びをすべく、姫が泉のそばで衣服を脱ぎはじめるわけです」

 ゑ?? ウナスレのターンなのに、姫が代わりに脱いでいる……???? いや、ウナスレに脱いでほしいというわけでは断じてないですが、姫が、勝手に、脱がされて、いる???
 姫のPL狼子さんは、戸惑いつつも奥沢さんに協力することに。そう、今回使用している「システム・アヴァロン」は皆で力を合わせて一つのシナリオを作り上げていくゲームシステムなのです。
 そんなわけで、あらためて姫が水浴びをしようと服を脱ぎ始めた時、愛馬ウナギリウスにまたがったウナスレがものすごい勢いで泉のほとりに現れ、「危険だッ!」と叫び声をあげるや単身泉に飛び込んだのでした。
 姫が呆然と見守る中、ウナスレは両手に持った槍を狂ったように(比喩……?)何度も水面へと繰り出し、やがて何匹ものウナギを串刺しにした槍を高々と掲げて、満足げにグリコのポーズをキメました。

 狼子さん「変態じゃないですか! 狂人じゃないですか!」

 勇敢な姫もこれにはさすがに悲鳴を上げざるを得ません。
 月夜のしじまを貫く姫の声を聞きつけ、ともに行動していたウナプリが泉に駆けつけます。よし、ヒーロー見参! 決まった! キャー、イッケメェン! カッコイイ!
 しかしウナプリ、肌も露な姫様そっちのけで(姫に対して「そんなことより」みたいなことを言ったらしいんですけどプレイヤーに自覚は無かった……)、ウナスレの相手をするのに夢中という。ヒーローどこいった。

 ディアレット姫「こいつら駄目だ、と思いましたね……」

アルフレートは問う。
「貴様、何者だ!」
騎士は答える。
「俺はソルスロクス。人呼んでウナギスレイヤーだ」
posted at 2020/2/1 11:43
個人的に、ここで交わした会話
ウナスレ「俺のことはウナギスレイヤーと呼んでくれ」
ウナプリ「わかったソルス(呼ぶ気皆無」
がお気に入りです( >ωФ)b
posted at 2020/2/2 12:31:19


(1)ディアレット/エンペラー
故郷を失い、新天地を探すディアレット。その故郷を滅ぼしたのは人間であった。
「一緒にウナギを倒してきたけれどアルフレートもウナスレも不信感は消えない...」
焚き火を眺め、ウナギの蒲焼を食べながら過去に想いを馳せる。その傍らには長から受け継いだ秘宝の弓が。
posted at 2020/2/1 14:01

(2)アルフレート/ハングドマン
エルフとの旅も1ヶ月半め。アルフはウナギの大量発生が人為的なものと感じていた。
先祖がウナギ養殖をしていた関係もあり、自らの一族から発想を得たのではと悩む。
しかし探索中、落とし穴にハマる!
怪我を負いつつも、彼は謎の施設に入り込む。
posted at 2020/2/1 14:09

(3)GM/ラヴァーズ
地上に取り残されたディアとウナスレは、従者からアルフ失踪の連絡を受ける。
そのタイミングで謎の女が三人を覗き混んでいるのに気がついた。
ウナギスレイヤーの愛馬:ウナギリウスがヒヒンとなく。
その女は人間であったが異様に強いウナギ臭と魔力を感じた。
posted at 2020/2/1 14:35

 物陰からウナスレ達を窺う謎の女。その存在に気づくためには、知覚系の判定技能が必要です。そして我らがウナギスレイヤーには、愛馬に周囲を警戒させる(知覚判定を行わせる)ことができる技能がありました!

 ウナギリウス「ヒヒン!(スレイヤーよ) ヒヒン!(ウナギの気配だ)」

女を追い、誘い込まれるように施設に潜り込む一同。
そこにはすでに滅びた、あるいは滅びかけといわれている生き物たちがいた。
驚愕の最中、ポッドで培養されるおぞましいキメラを発見した二人は、そのポッドのみを破壊し、暴走するウナスレに引きずられて進んでいく。
posted at 2020/2/1 14:50

(4)レプレ/スター
施設ではウナギのみでなく、さまざまな珍しい・役に立つ・美味しい生き物を増産していると気づいたウナギ学者レプレ。
「私ならばもっとうまくこの施設を使いこなせるのに!私と一緒に未来に栄光をもたらさないか?」
アルフレートを甘く誘うウサギ!
posted at 2020/2/1 14:52

(5)ウナスレ/ハイエロファント
施設の奥に進むうち、荘厳な「大食堂」に行き着いたウナスレ。
名画の如き風雅のある空間に、ウナギを狩る使命を与えた騎士神からのお告げを思い出す。
「そういえばディア。君は何故ウナギを狩る使命に目覚めたのだ?」
「いや別にウナギを狩りたいわけじゃないよ」
posted at 2020/2/1 15:07
ウナスレは勝手に自分の過去を語る。
「俺の村はウナギ教団によって焼かれた。水質汚染によって追い詰められた漁村で...そんな時神のお告げを聞いたんだ」
マギテックの発達による船による漁業、それによる水質汚染。
ウナスレの過去に、同じく水質汚染と火災で故郷を失ったディアは親近感を覚える。
posted at 2020/2/1 15:09

 シナリオがどのように展開しても大丈夫なように、奥沢さんはソルスロクスがウナスレとなった理由を複数用意していた、とのこと。
 例えば。
 ソルスが多感な少年だった頃、水浴びをする乙女達の身に何かあってはいけないと、物陰から覗k……見守っていたところ、 突如として現れたウナギに CHI☆KU☆BI を噛まれるという痛ましい事件が発生。肉体的にも精神的にも(社会的にも)深く傷ついたソルスは、遂には「ウナギを滅ぼせ」という神の声を聞く……。

 この「選ばれなかった過去」が披露された瞬間、みんな大爆笑ですよ……。GMなんて笑い転げて机の角に頭をぶつけておられましたがな……。すごい、すごいよウナギスレイヤー!

食堂の中をのぞきみると、子供たちが世界中のあらゆるウナギ料理を作っていた。
ディアレットは子供たち全員が高い魔力を持ち、先ほどの女性と同じ顔をしていることに気づく。
搦め手を不得手とする二人は、一時撤退を選ぶ。
posted at 2020/2/1 15:16

(6)アルフレート/サン
地底湖で学者と対談していたアルフレート。新たな道を探すうち、出入り口を探していたウナスレとディアと合流する。
ウナギ研究者であるレプレに不信感を見せるウナスレであったが、レプレは言葉巧みにかわすが、追求はとまらない。口を挟んだのはアルフレートであった。
posted at 2020/2/1 15:32
「ウナギ研究者だと?ウナギは危険だ!」
「何を言っているのかはわかりませんが、今の状況が危険なのはわかります」
「ウナギを研究してどうするつもりだ。俺はウナギを滅ぼす」
「滅ぼすだって?いいや、ウナギは神からの賜り物。滅ぼすのは神への冒涜になる!」
「ならばこの研究施設はなんだ!」
posted at 2020/2/1 15:33
「違う、このウナギは間違っている!正さねばならない!」
「そうだ。この施設で生み出されたウナギは...あってはならないのだ」
 
そこで気づく。
エントランスに掲げられた紋章を。
アルフの紋章は杖に交互に絡まったウナギの図であるが、そこにはお互いの尾を噛むウロボロスのウナギがあった。
posted at 2020/2/1 15:35
震えるアルフレートにビルが重々しく口を開く。
「これは代替わりの際に伝えられるべき話なのですが...」
明かされる真実。アルフレートの一族は飢饉の際にウナギを必要分養殖し、過ぎたるチカラを扱いきれないと養殖道具を捨てたが、ウナギを養殖する謎の機械のチカラに魅了された者達がいたと。
posted at 2020/2/1 15:51

せっかく先祖をウナギに絡めたので、現在進行形のこの問題にも先祖ネタを使えないかと思ってウナプリを苦悩させてみたら、まほそさんが天空の城ラピュタのように、大昔に分かたれた王家ネタを提案。どよめく一同。シナリオビルド型ゲームだからこその盛り上がりが楽しかった。
posted at 2020/2/2 12:32:11
ウナプリのフルネーム、アルフレート・ウル・ホーレ、も着想のヒントになったそうです。ほら、リュシータ・トゥエル・ウル・ラピュタ。
ちなみにウナプリネーミングの由来は、グーグル翻訳でウナギをチェコ語にしたら「ウゥホーレ」って聞こえたから……。
posted at 2020/2/2 12:33:17
正しくは提案してみてから、ウルかぶりに気づいたわたくしでありました////
なんたる奇遇!!!!
posted at 2020/2/2 13:01

(7)レプレ/運命の輪
「自然とのバランスと領民を思う素晴らしい論だ。感動したネ...」
アルフレートの主張に心動かされたレプレ。
「ならば真実を確かめよう」
彼は一足早く進めていた探索から地図を作り上げていた。
浮かび上がった空白が怪しいと睨む。
そこで発見したのはメインプラント!
posted at 2020/2/1 16:15
逃げた女とクローン達は、全ての原因であるウナギ生産者であった。
彼女はわかれた領主王家一族の末裔でもある。
絶滅するまで食べちゃうのならドンドコ作れば絶滅しないし我慢んしなくていいし幸せ!なんならクローンで永遠に子どものまま管理してあげよう。今は大変だけれどいずれ解決するから!
posted at 2020/2/1 16:17

(8)ディアレット/デス
そこに女クローンが現れる。
「ここまでくるとは思わなかった。でもきっとわかってくれると思います。この研究があれば、失われたものが復活し、失うことを恐れずに、飢えることのない未来が待っているのです」
ディアレットは簡潔に答える。
「許せん!!」
posted at 2020/2/1 16:22
ここまでに、大量発生ウナギからマナの結晶がとれるという情報が出ており、
培養ウナギは周辺のマナを吸収してしまう→環境破壊→水辺の集落を焼き新養殖地を確保→焼け跡に湧くウナギを見てウナスレ爆誕→エルフ姫の故郷も同じ運命を辿るところ、と伏線も回収。気持ちいい。
posted at 2020/2/2 12:33:54

(9)ウナスレ/ストレングス
「お前達がやっていることは、人の家に火を放って『これで暖まれる』と言っているに過ぎない。
元は人間だったのだろう。俺たちは、俺は、人間として責任を取る。この施設はこのままにできない。許せん、破壊する!」
posted at 2020/2/1 16:25

 ヒトがウナギを食べ滅ぼすのならば、それを上回る数のウナギを創り出せばよい――無邪気な善意の暴走を、PC達は看過することができなかった。そして……
GMおよびラスボスはウナスレ、ウナプリ、ウナ賢、ウナ姫にボコボコにされました
posted at 2020/2/1 20:23

 ラストバトルにおいて、攻撃するウナスレのサイコロの目が神がかってたからね……クリティカルヒット(必殺の一撃)を二回も出すとか、ほんとウナスレまじウナスレ……。
 ウナプリはウナプリで、敵のヘヴィな攻撃をガツンと受けても、鎧だの盾だののガードが固くて殆どダメージが通らないというね……。イケメンの皮をかぶったゴリラです、ありがとうございます。


 シナリオ自体はとてもシリアスで物語的にもゲーム的にも実にバランスよく充実していて、プレイヤーキャラクターもみんな大真面目にそれぞれの役目を遂行して、そしてプレイヤーは腹を抱えて大笑いしている、という、何層にも厚みのあるとても楽しいセッションでした!
 

『電車であった泣ける話』収録「その時、その場所で」の朗読ブックが販売開始

 先月創刊されたマイナビ出版ファン文庫Tears、なんと収録された作品ごとに「朗読ブック」が販売されております。

マイナビ出版ファン文庫Tears 朗読ブック一覧

『電車であった泣ける話』に収録されている拙作「その時、その場所で」も朗読していただきました。

その時、その場所で@マイナビブックス
その時、その場所で@audiobook.jp

 読んでくださったのは、声優の篠崎愛さんです!
 一人称の地の文と、主人公が実際に発話している台詞、そして屈託のない少女の声、と、声音や演技の使い分けでそれぞれを見事に表現されていて、じっと聞き入ってしまいました。すごい。これがプロのワザマエ……!
 少女が情景を「読み上げる」シーンは本当に景色が見えるようでしたし、「あの」瞬間には彼女達の気持ちが胸に迫ってきました。
 耳で「読む」朗読ブック、是非味わってみてください!
 

ファン文庫Tears『電車であった泣ける話』に短編を書き下ろしました

 マイナビ出版さんから6月10日に創刊される新レーベル「ファン文庫Tears」の『電車であった泣ける話』に、「その時、その場所で」という短編を書き下ろしました。

電車であった泣ける話 表紙 茨城県の某廃線跡で、女性カメラマンと女子高生が笑ったり泣いたりする話です。
 詳しい情報や主な販売サイトへのリンクはこちらにまとめておきました。

 舞台となった某廃駅をご存じの方には「おー」と思っていただけるようにしっかり書けたと思います。この遺構が取り壊されたり朽ちてしまったりする前に世に出すことができて本当に良かったです。
「あの駅かな?」なんて心当たりがある方は、是非この本を手に取って答え合わせをしてみてくださいね!(ちゃっかり

 ……って、あらためて「茨城県 廃線」でググってみたら思っていた以上に沢山の路線が出てきて、県名だけでは全然ヒントになっていないことに気がつきましたね……。まあ、作中ではもう少し具体的な地名も出てきますので……。いや、別に場所当てクイズではないけど……。

 字数制限に対してギリギリなボリュームのネタを出してしまったため、テキストエディタの一行あたりの文字数を実際の文庫本と同じになるよう設定して、ページ数をコントロールしながら書いていました。結果、見事に最後の一行まで使い切りました。情報密度を最大化させつつ、文章のリズムも描写のメリハリも一切損なわずに仕上げることができたと自負してます。滅茶苦茶頑張ったので読んでください!

 十二篇の珠玉の作品(しれっと自分のもカウントに入れておこう)が一冊に詰まったアンソロジー。読みやすくて、でも読み応えはたっぷりで、幸せな気分になれること請け合いです。



「ファン文庫Tears」の創刊ラインナップは全部で四冊。
 以下に、出版社のそれぞれのページへのリンクを並べておきますので、是非ご覧ください。
 心に響く一篇に出会えますように。

動物の泣ける話  君からもらった幸せの思い出
会社であった泣ける話  職場でこぼれた一筋の涙
書店であった泣ける話  1冊1冊に込められた愛
電車であった泣ける話  あの日、あの車両で
 
 

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0907:GB
0907:冬木洋子
1130:GB
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0117:GB
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書籍

『リケジョの法則』表紙
『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版

電子書籍近刊

『Dawn of the Mapmaker 1』表紙
『Dawn of the Mapmaker 1』
¥874
発行:Cross Infinite World

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